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国宝-工芸|大太刀 銘 備州長船倫光・貞治五年二月日[二荒山神社/栃木]

国宝DB-刀剣

国宝『大太刀 銘 備州長船倫光・貞治五年二月日』

大太刀は、鎌倉末~南北朝時代に流行した長大な太刀で、「野太刀」とも、大きすぎて肩に担いだことから「背負い太刀」とも呼ばれる。 この大太刀は、備前国(現在の岡山県)長船派の刀工「倫光」の作で、倫光は兼光の弟とも弟子ともいわれる。

幅が太く、樋という溝が彫られており、樋と茎の間には表に倶利迦羅竜が、裏に梵字が彫られている。 銘は、表「備州長船倫光」 裏「貞治五年二月日」とある。 刀身より後の時代に作られたと推定される「野太刀拵」が残る。

この国宝を観るには

日光中禅寺湖畔に建つ「日光二荒山神社」の所有で、神社に隣接する宝物館で、重文「祢々切丸」などと共に、原則的に常時展示されている。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-379
【指定番号】00091-00
【指定名称】大太刀〈銘備州長船倫光/貞治五年二月日〉
【ふりがな】おおたち〈めいびしゅうおさふねともみつ/じょうじごねんにがつひ〉
【員数】1口
【時代・年】貞治5年(1366年)
【寸法・重量】身長126.0cm、反り5.8cm、元幅4.5cm、先幅3.0cm、鋒長8.2cm、茎長33.3強cm
【品質・形状】鎬造、庵棟、先反ごころ高し、大鋒。鍛板目肌約り、地沸つき、地景入り、乱映立つ。刃文互の目、下半表裏とも丁子交じり、足葉頻りに入り、匂口締まりごころに小沸つく。
【画賛・銘等】表「備州長船倫光」 裏「貞治五年二月日」
【所有者】二荒山神社
【国宝指定日】1953.03.31
【説明】備前長船兼光の門と伝える倫光の傑作で、当時流行の大太刀である。大作の中では鍛えが良く、刃文も迫力があり、彫物も見事である。全体に保存状態がよく、大山祇神社の大太刀の他には類例がないものである。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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