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国宝-工芸|白絲威褄取鎧(兜・大袖付)[櫛引八幡宮/青森]

国宝DB-工芸

国宝『白絲威褄取鎧(兜・大袖付)』

褄取鎧(つまどりよろい)とは、大袖や草摺の端を別の色糸で三角形を作ったもので、この鎧は大部分を白糸で威し、紫・黄・萌黄・紅などで褄取りをしている。 南北朝時代頃に作られた、比較的大型の大鎧。 八戸を拠点とし南朝方だった武将の「南部信光」が、後醍醐天皇の皇子で、南朝第2代目の天皇「後村上天皇」から拝領したと伝わる。 唐櫃が附として国宝に指定されている。

この国宝を観るには

櫛引八幡宮の境内にある国宝館で、原則として常時展示されているので、もう1点の国宝『赤絲威鎧』と共に、9:00~17:00はいつでも観ることができる。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-409
【指定番号】00116-00
【種別】工芸品
【指定名称】白絲威褄取鎧〈兜、大袖付/〉
【ふりがな】しろいとおどしつまとりよろい〈かぶと、おおそでつき〉
【員数】1領
【国】日本
【時代・年】南北朝時代
【寸法・重量】胴高33.3cm、兜鉢高11.5cm、大袖高44.2cm
【品質・形状】小札黒漆塗鉄革一枚交じり。威毛白糸、紫、黄、萌黄、紅糸褄取り。耳糸亀甲、畦目啄木、菱縫紅糸。胴立挙前二段、後押付板、逆板共三段、衝胴四段、草摺脇楯共四間五段。
【附指定】唐櫃
【所有者】櫛引八幡宮
【重文指定日】1915.03.26
【国宝指定日】1953.11.14
【説明】本鎧の威は褄をかえした趣を示し、威の色糸に配慮を示す。また押付の境粧板の染韋には大和絵の風景を連想させる文様を表す。用いられる金具は鍍金のほかに鍍銀を交え、白糸の毛引き威しに褄取る色彩との調和が美しい。形姿、意匠共に端整であり、製作もまた精巧な鎧である。

出典:国指定文化財等データベース一部抜
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