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金銅荘環頭大刀拵・大刀身[小村神社/高知]

国宝DB-刀剣

国宝『金銅荘環頭大刀拵・大刀身』

高知市の中心部から西に15kmほどの、高岡郡日高村にある「小村神社(おむらじんじゃ)」は、社伝では用命天皇2年(587年)創建とし、詳しいことは分かっていないが、中世以前の伝来品が多数あることから、土地の有力者などからの尊崇が厚かったと考えられる。

小村神社の御神体とされてきた拵付きの大刀は、古墳時代末期頃に制作されたと推測され、出土品ではなく伝えられてきた「伝世品」としては日本最古だとされる。 長さ70cm弱の直刀で、手に握る部分の柄(つか)には、2頭の竜を透かし彫りにした金銅製の環頭が飾られる。 

この国宝を観るには

通常非公開だが、毎年11/15にある小村神社の大祭で、一般に公開される。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-519
【指定番号】00223-00
【種別】工芸品
【指定名称】金銅荘環頭大刀拵/大刀身
【ふりがな】こんどうそうかんとうたちこしらえ/たちのみ
【員数】1口
【国】日本
【時代・年】上古時代
【寸法・重量】総長119.0cm、柄頭長7.4cm、同幅10.6cm、柄長19.4cm、同幅3.8~3.2cm、鞘長103.2cm、同幅3.3~2.8cm、鐔径5.6cm、中身長68.3cm、元幅2.9cm、先幅2.3cm、鋒長2.0cm、茎長11.2強cm
【品質・形状】柄鞘共に木地に金銅板金を張る。柄頭は厚み約一分の両面に小刻を施した金銅板金の環にして、内側に相対して珠をくわえる双龍を透彫にし、柄頭の脚を木芯に差し込み目釘で留める。
【所有者】小村神社
【国宝指定日】1958.02.08
【説明】環頭大刀の中で本品のように外環が扁平な素環となり、双龍の表現が著しく文様化され、板金透彫となったものは、倒卵形の鐔と併せて、大陸の様式が次第に受容されたものと見え、恐らく古墳時代末頃の製作と考えられている。この大刀は社殿の奥に秘められたきた伝世品であることも貴重。中身は銹びて形体が崩れていたものを新たに研ぎ直してもので、比較的健全であり、地鉄の鍛えもよく、刃文も素朴である。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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