太刀 銘 国宗[ふくやま美術館/広島]

国宝データ-刀剣

国宝『太刀 銘 国宗』

鎌倉時代中期に備前で活躍した「国宗(くにむね)」は、備前国(現在の岡山県)直宗派の刀工で、直宗の子「国真」の三男だったので「備前三郎」と呼ばれた。 後に北条時頼に招かれて関東に移り、相州伝の創始者とされる新藤五国光に作刀を教える。 銘を「国宗」と入れるものが多く、この太刀を含め4口が国宝に指定されている。

日本刀は、時代による戦闘方法の変化によって、刀身を短くする「磨上げ(すりあげ)」が行われたものがあり、これも2寸(約6cm)ほど磨上げられているが、国宗の銘は残っている。

この国宝を観るには

福山美術館では、2020年から小松安弘コレクションの常設展示が始まり、1度に2口、1年間で14口全ての刀剣が展示される。 1年に1度はこの常設展示で観られるほか、他館へ貸し出されることもある。

ふくやま美術館 公式サイト

公開履歴

2020/12/9~2021/2/3 ふくやま美術館 小松安弘コレクション展示
2019/12/18~2020/4/5 ふくやま美術館「所蔵品展」

国宝に指定された国宗の刀剣

国宝『太刀 銘 国宗』[東照宮/栃木]
国宝『太刀 銘 国宗』[徳川美術館/愛知]

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-411
【指定番号】00118-00
【指定名称】太刀〈銘国宗/〉
【ふりがな】たち〈めいくにむね〉
【員数】1口
【時代・年】鎌倉時代
【作者】国宗
【寸法・重量】身長72.7 反り2.5 元幅3.0 先幅2.2 鋒長3.9 茎長20.0
【品質・形状】鎬造、庵棟、中鋒、腰反り。鍛小板目肌よくつみ平肉豊かにつき、乱れ映り立つ。刃文重花丁子華やかに足葉頻りに入り、匂口冴えて締まる。
【画賛・銘等】「國宗」
【所在地】ふくやま美術館
【国宝指定日】1953.11.14
【説明】備前三郎国宗の作で、僅かに磨り上げてはいるが、同作中の傑作であり、健全無類のものである。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
タイトルとURLをコピーしました