国宝-書跡典籍|玉篇 巻第九残巻[早稲田大学/東京]

国宝データ-書跡・典籍

国宝『玉篇』巻第九残巻

「玉篇」は、中国の6世紀前半に成立した梁王朝の「顧野王(こやおう)」が編集した字書で、9,353字が掲載される。 中国ではすでに失われ、日本にのみ伝わっており、4件が国宝に指定されている。 後漢時代の1世紀頃に成立した『説文解字』にならい部首別に540に分類され、字を大きく書き、続いて小さい字で発音や意味などが解説される。

全30巻のうちの第9巻で、8世紀頃に唐で書写されたと考えられる。 紙背には治安元年(1021年)に「金剛界私記」が書写されていることから、それまでには日本にもたらされていたことになる。 一部を失っているが、その部分は京都国立博物館に収蔵されている。

この国宝を観るには

早稲田大学にある「早稲田大学総合学術情報センター」で、2017年に2週間だけ公開されている。 この時が10年ぶりの公開なので、観られる機会は少ない。

公開履歴

2017/3/17~4/5 早稲田大学総合学術情報センター「図書館所蔵の国宝・重要文化財」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-563
【指定番号】00009-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】玉篇巻第九残巻
【ふりがな】ぎょくへんまきだいきゅうざんかん
【国】中国
【時代・年】唐時代
【ト書】紙背金剛界私記(治安元年書写)
【所有者】早稲田大学
【国宝指定日】1951.06.09

出典:国指定文化財等データベース一部抜
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