世説新書巻第六残巻(規箴・捷悟)[京都国立博物館]

世説新書巻第六残巻(規箴・捷悟)[京都国立博物館]

世説新書とは

「世説新書」は「世説新語」とも呼ばれ、中国の王族「劉義慶」によって5世紀前半頃に編纂されたもの。 3~4世紀頃の中国の様々な人物のエピソードがまとめられており、竹林の七賢や曹操なども登場する。

国宝『世説新書巻第六残巻(規箴・捷悟)』

国宝に指定されている「世説新書巻第六残巻」は唐時代に書写されたもので、4つに分割され各家に伝わったが、現在は京都国立博物館、文化庁(国)、東京国立博物館、個人蔵となっている。 「規箴」は1つの編が文化庁と京都国立博物館に分かれて収蔵されている。 7世紀頃に書写されたものと考えられ、裏には修法の次第が写されているので遅くとも平安後期には日本にあったと思われる。

世説新書は36編に分かれており、それぞれジャンルごとにまとめられている。 京都国立博物館が所有するのは「規箴」「捷悟」で、規箴は戒めやいさめるなどの意味があり人を見る目に関するエピソードがまとめられている。 捷悟は物事をうまくさばくエピソードがまとめられている。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-581
【指定番号】00035-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】世説新書巻第六残巻
【ふりがな】せせつしんしょまきだいろくざんかん
【員数】1巻
【国】中国
【時代・年】唐時代
【ト書】 紙背金剛頂蓮花部心念誦儀軌
【所有者】京都国立博物館
【重文指定日】-
【国宝指定日】1951.06.09
【説明】唐時代の作品。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

他の世説新書(画像あり)

鑑賞ログ 2019年2月

東京国立博物館「顔真卿展」
顔真卿展での唐時代前半の端正な筆跡が並ぶコーナーに出ていました。 1文字ずつ楷書で丁寧に書かれていて、まるでフォントのようです。 人物のエピソードということで、漢字で内容がわかるかなと拾い読みに挑戦しましたが、残念ながら全く想像がつきませんでした。

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