国宝-建築|興福寺 五重塔[奈良]

国宝データ-建築

興福寺のこと

興福寺は、平城遷都と共に藤原不比等によって建立された寺院で、藤原氏の氏寺として繁栄する。 度々火災にあっており、創建当時の建物はないが、五重塔の他に『東金堂』『北円堂』『三重塔』の国宝建造物が残る。 有名な阿修羅を含む八部衆や、運慶をはじめとする慶派仏師の数多くの仏像など、23件の国宝を所有し、各堂(一部は常時公開せず)や国宝殿で観ることができる。

国宝『興福寺 東金堂』

国宝『五重塔』

興福寺の五重塔は、興福寺を創建した藤原不比等の娘である光明皇后の発願によって、天平2年(730年)に建立された。 その後、度々火災で焼失しており、現在の塔は応永33年(1426年)に再建されたもの。 高さは50.1mと、木造五重塔では京都の東寺に次いで、日本で2番目の高さを誇る。 2020年から、120年ぶりの解体を伴う大規模修理に入る予定で、当分の間観られなくなる。

初層の内部には創建当時から、東に薬師三尊(薬師・日光・月光)、西に阿弥陀三尊(阿弥陀・勢至・観音)、南に釈迦三尊(釈迦・文殊・普賢)、北に弥勒三尊(弥勒・大妙相・法苑林)像が配置され、再建後も同様に安置されている。 現在の像は塔と同時期の室町時代に作られたもので、初層の特別公開時に観ることができる。 

興福寺 国宝『五重塔』
興福寺 国宝『五重塔』

この国宝を観るには

興福寺の敷地内は、一部の有料拝観エリアを除いて、24時間無料で入ることができる。 五重塔は周辺に柵があるが、いつでも近づいで観ることができる。 初層内部は、数年おきに特別公開されることがある。

2020年から長期間の修復に入るで、当分の間観られなくなる。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】102-2461
【指定番号】00061
【種別】近世以前/寺院
【指定名称】興福寺五重塔
【ふりがな】こうふくじごじゅうのとう
【員数】1基
【時代・年】応永33年(1426年)
【構造・形式】三間五重塔婆、本瓦葺
【所在地】奈良県奈良市登大路町
【国宝指定日】1952.03.29

出典:国指定文化財等データベース一部抜
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