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芦手絵和漢朗詠抄[京都国立博物館]

国宝データ-書跡・典籍

国宝『芦手絵和漢朗詠抄』藤原伊行筆

倭漢朗詠抄は、和漢朗詠集や和漢集などとも呼ばれ、平安中期の公家で歌人の藤原公任によって選ばれた朗詠(声に出して歌うように読むこと)のための歌集で、和歌と漢詩が収録される。 芦手絵という、文字を図柄のようにくずして散らし、絵の一部のように溶け込ませた料紙に書かれている。 原三渓の旧蔵品だったもの。

上下2巻が揃い、和歌と芦手絵とが関係性を持っていることが面白い。 下巻に「永暦元年四月二日、右筆黷之、司農少卿伊行」と奥書があり、藤原行成の子孫で世尊寺家の嫡流「藤原伊行(世尊寺行成)」によって、永暦元年(1160年)に書かれたものだとわかる。

この国宝を観るには

公開されることが多くはないが、数年に1度は京都国立博物館での公開や展覧会への出展がある。

公開履歴

2020/10/10~11/23 京都国立博物館「皇室の名宝
2019/7/13~9/1 横浜美術館「原三渓の美術
2017/10/3~10/9、11/21~11/29 京都国立博物館「国宝展」
2014/10/15~11/16 京都国立博物館「料紙装飾」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-10331
【指定番号】00020-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】芦手絵和漢朗詠抄〈藤原伊行筆/〉
【ふりがな】あしでえわかんろうえいしょう
【員数】2巻
【時代・年】平安時代
【作者】藤原伊行
【ト書】永暦元年四月書写奥書(下巻)
【所在地】京都国立博物館
【国宝指定日】1951.06.09

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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