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国宝-絵画|動植綵絵(伊藤若冲筆)[三の丸尚蔵館/東京]

国宝DB-絵画

国宝『動植綵絵』伊藤若冲筆

現在も京都の相国寺に伝わる「釈迦三尊像(伊藤若冲筆)」を荘厳するために描かれた30幅の絵画。 鳥・虫・魚介など様々な生き物や植物が描かれ、若冲が得意とした鶏は、その内9幅を占める。 伊藤若冲の作品では初の国宝指定で、40歳前後から10年に渡って描き寄進したもので、明治期に相国寺から皇室に献上された。

第1幅 芍薬群蝶図
第2幅 梅花小禽図
第3幅 雪中鴛鴦図
第4幅 秋塘群雀図
第5幅 向日葵雄鶏図
第6幅 紫陽花双鶏図
第7幅 大鶏雌雄図
第8幅 梅花皓月図
第9幅 老松孔雀図
第10幅 芙蓉双鶏図
第11幅 老松白鶏図
第12幅 老松鸚鵡図
第13幅 芦鵞図
第14幅 南天雄鶏図
第15幅 梅花群鶴図
第16幅 棕櫚雄鶏図
第17幅 蓮池遊魚図
第18幅 桃花小禽図
第19幅 雪中錦鶏図
第20幅 群鶏図
第21幅 薔薇小禽図
第22幅 牡丹小禽図
第23幅 池辺群虫図
第24幅 貝甲図
第25幅 老松白鳳図
第26幅 芦雁図
第27幅 諸魚図
第28幅 群魚図
第29幅 菊花流水図
第30幅 紅葉小禽図

九州国立博物館「皇室の名宝」チラシより

この国宝を観るには

2021年秋に国宝に指定されたばかりだが、それ以前にも三の丸尚蔵館や国立博物館等での特別展へ出展されていたので、今後も公開される機会があると思われる。

公開履歴

2022/8/30~9/25 東京藝術大学大学美術館「日本美術をひも解く
2021/7/20~8/29 九州国立博物館「皇室の名宝
2020/10/10~11/23 京都国立博物館「皇室の名宝

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-11972
【指定番号】166
【種別】絵画
【指定名称】絹本著色動植綵絵〈伊藤若冲筆/〉
【ふりがな】けんぽんちゃくしょくどうしょくさいえ〈いとうじゃくちゅうひつ/〉
【員数】30幅
【国】日本
【時代・年】江戸時代
【作者】伊藤若冲
【寸法・重量】
第1幅(芍薬群蝶図) 縦142.0cm、横79.8cm
第2幅(梅花小禽図) 縦142.7cm、横79.5cm
第3幅(雪中鴛鴦図) 縦142.0cm、横79.8cm
第4幅(秋塘群雀図) 縦142.8cm、横80.1cm
第5幅(向日葵雄鶏図)縦142.3cm、横79.7cm
第6幅(紫陽花双鶏図)縦142.9cm、横79.7cm
第7幅(大鶏雌雄図) 縦142.3cm、横79.1cm
第8幅(梅花皓月図) 縦142.3cm、横79.7cm
第9幅(老松孔雀図) 縦142.9cm、横79.6cm
第10幅(芙蓉双鶏図) 縦143.4cm、横79.9cm
第11幅(老松白鶏図) 縦142.6cm、横79.7cm
第12幅(老松鸚鵡図) 縦142.6cm、横79.7cm
第13幅(芦鵞図)   縦142.6cm、横79.5cm
第14幅(南天雄鶏図) 縦142.6cm、横79.9cm
第15幅(梅花群鶴図) 縦141.8cm、横79.7cm
第16幅(棕櫚雄鶏図) 縦142.7cm、横79.7cm
第17幅(蓮池遊魚図) 縦142.6cm、横79.7cm
第18幅(桃花小禽図) 縦142.6cm、横79.4cm
第19幅(雪中錦鶏図) 縦142.3cm、横79.5cm
第20幅(群鶏図)   縦142.6cm、横79.7cm
第21幅(薔薇小禽図) 縦142.6cm、横79.7cm
第22幅(牡丹小禽図) 縦142.7cm、横80.0cm
第23幅(池辺群虫図) 縦142.3cm、横79.7cm
第24幅(貝甲図)   縦142.2cm、横79.7cm
第25幅(老松白鳳図) 縦141.8cm、横79.7cm
第26幅(芦雁図)   縦142.6cm、横79.3cm
第27幅(諸魚図)   縦142.6cm、横79.4cm
第28幅(群魚図)   縦142.3cm、横78.9cm
第29幅(菊花流水図) 縦142.7cm、横79.1cm
第30幅(紅葉小禽図) 縦142.3cm、横79.7cm
【品質・形状】絹本著色
【附指定】紙本著色唐獅子図〈狩野常信筆/六曲屛風〉
【伝来・他】相国寺―皇室(明治22年献上)―国(平成元年寄贈)
【所在地】宮内庁三の丸尚蔵館
【所有者】国
【国宝指定日】2021.09.30
【説明】伊藤若冲(1716~1800)が40歳を過ぎたころから10年程度をかけて描き継ぎ、数度にわたって京都・相国寺に寄進した大連作である。若冲の画業の中核に位置するもので、徹底的な観察に基づく実在感と、絵画ならではの意匠性が高い次元で融合し、華麗で緊張感のみなぎる若冲特有の表現世界が提示される。画題や構図、描法を入念に構想することにより、若冲周辺にすでにあった諸要素を巻き込みつつ、若冲独自の表現に高めていることは瞠目され、江戸時代中後期の京都を代表する作例のひとつとして、ひいては我が国の花鳥画の到達点のひとつとして極めて高く評価されるものである。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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