国宝『秋野牧牛図』
水牛は中国でよくみられる画題で、のどかな農村風景や牧童とともに描かれることが多い。 この画には銘は入っておらず、南宋時代の宮廷画家「閻次平」によるものだと伝わるが、もう少し後の時代だとする説もある。 足利将軍家のコレクション「東山御物」だったもの。
国宝『秋野牧牛図』泉屋博古館東京で撮影
この国宝を観るには
住友家のコレクションが元になっている「泉屋博古館」の所有だが、同館でもそれほど頻繁には公開されない。 他博物館の展覧会への貸し出しもある。
公開履歴
2023/11/3~12/10 泉屋博古館「表装の愉しみ」
2023/4/18~5/21 泉屋博古館 東京「安宅コレクション名品選101」
2022/9/10~10/23 泉屋博古館 東京「古美術逍遙-東洋へのまなざし」
2020/10/30~12/6 泉屋博古館「泉屋博古 #住友コレクションの原点」
文化財指定データ
【台帳・管理ID】201-143
出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
【指定番号】00137-00
【種別】絵画
【指定名称】絹本著色秋野牧牛図
【ふりがな】けんぽんちゃくしょくしゅうやぼくぎゅうず
【員数】1幅
【国】中国
【時代・年】南宋時代
【所有者】泉屋博古館
【国宝指定日】1957.02.19