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国宝-彫刻|観音菩薩立像[薬師寺東院堂/奈良]

国宝DB-彫刻

国宝『観音菩薩立像』

鋳型を使って作られた銅像で、正面を向いて直立している。 鋳造技術の向上で、肉付きが豊かで写実的に表現されている。 左右対称で薄い衣をまとい、足が透けて見えるなど、インドの影響もみられる。 

薬師寺の白鳳伽藍の東外側に位置する国宝『東院堂』の本尊で、中央の木造厨子の中に安置されている。 後補された舟形光背が付けられている。

国宝『薬師寺東院堂 観音菩薩立像(模造)』東京国立博物館

この国宝を観るには

薬師寺は、時期によって公開エリアが異なるが、東院堂は年中通して公開される「白鳳伽藍」にあるので、開門時間内はいつでも拝観することができる。

東京国立博物館に、現物から型を取って作った模像があり、ガラスなしで観ることができる。 本物よりも赤みが強い。(このページの写真は模像のもの)

寺外での公開

2024/7/6~9/1 MIHO MUSEUM「奈良大和路のみほとけ
2020/2/28~3/2 あべのハルカス美術館「薬師寺展

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-177
【指定番号】00016-00
【種別】彫刻
【指定名称】銅造観音菩薩立像(東院堂安置)
【ふりがな】どうぞうかんのんぼさつりゅうぞう
【員数】1躯
【国】日本
【時代・年】飛鳥時代
【所在地】薬師寺
【国宝指定日】1951.06.09

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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