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国宝-書跡典籍|日本書紀(岩崎本)[京都国立博物館]

国宝DB-書跡・典籍

国宝『日本書紀』巻第22・第24

日本最古の歴史書「日本書紀」の古写本で、平安時代中期に書写されたと推察され、2巻とも同じ筆跡で同一人物の書写とみられる。 漢文で書かれた本文には、同時期と少し後の時代に書き加えられた、ヲコト点や仮名がある。 三菱財閥の岩崎家が旧蔵していたので、岩崎本と通称される。

第22巻は推古天皇紀で、即位から崩御までの36年の間に、聖徳太子の摂政や大陸との交流が書かれる。 第24巻は皇極天皇紀で、前代の舒明天皇の皇后になり、自身の即位から譲位まで、蘇我氏の強権と大化の改新や、海外との交流も多く登場する。

京都国立博物館チラシより

この国宝を観るには

所蔵する京都国立博物店での特別展や、通常展の名品ギャラリーに出展されることがあるが、機会はそれほど多くない。

公開履歴

2023/8/8~9/18 京都国立博物館「日中 書の名品
2022/10/11~11/28 大谷大学博物館「仏法東帰-大仏開眼へのみち-」
2021/5/25~6/20 奈良国立博物館「聖徳太子と法隆寺
2021/2/4~2/28 京都国立博物館「日本書紀
2017/10/31~11/12 京都国立博物館「国宝」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-560
【指定番号】00006-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】日本書紀〈巻第二十二、第二十四/〉
【ふりがな】にほんしょき
【員数】2巻
【時代・年】平安時代
【所在地】京都国立博物館
【国宝指定日】1951.06.09

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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