千手観音像[東京国立博物館]

千手観音像[東京国立博物館]

国宝『千手観音像』

平安末期頃の千手観音立像で、中尊の1/3程の大きさの脇侍「功徳天(吉祥天)」と「婆藪仙(ばすうせん)=インドの仙人」の三尊形式で描かれている。 冠に11の面があり、手は左右に21本ずつの合計24本で、正面で合掌する以外の20本は、1本あたり25の救いを施すため、25×40本で1,000になる。

千手観音像[東京国立博物館]

平安末期の貴族趣味の強い仏画で、瓔珞や冠の装飾が多く、小面のそれぞれにも金の冠などが描かれている。 菩薩の衣服も色とりどりで、更に金箔や截金で細かい模様が表されている。 華やかに描かれた蓮華座の上に立っている。

千手観音 脇侍「功徳天(吉祥天)」と「婆藪仙(ばすうせん)」

東京国立博物館所蔵の国宝仏画の中では時代が新しい方で、色だけでなく金箔や截金もかなりよく残っている。

千手観音[東京国立博物館]

この国宝を観るには

東京国立博物館の「国宝室」に数年に1度は出展されるので、比較的観られる機会は多い。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-110
【指定番号】00107-00
【種別】絵画
【指定名称】絹本著色千手観音像
【ふりがな】けんぽんちゃくしょくせんじゅかんのんぞう
【員数】1幅
【国】日本
【時代・年】平安時代
【所在地】東京国立博物館
【国宝指定日】1955.02.02

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

※このページの画像は「研究情報アーカイブズ」のものを使用しています。

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