地獄草紙[東京国立博物館]

地獄草紙[東京国立博物館]

国宝『地獄草紙』

地獄草紙は、平安末~鎌倉時代に流行した、死ぬと生前の行いによって6つの世界に生まれ変わる「輪廻」の6つの世界「六道」の地獄道を図像化したもの。 後白河法皇の蓮華王院(三十三間堂)宝蔵の所蔵だったとする説もあるが、戦後までは岡山県の安住院に伝来し「安住院本」とも「東博本」とも呼ばれる。 

描かれたのは平安末~鎌倉時代と考えられ、墨で描かれた中に血や炎の朱が効果的に使われている。 八大地獄のうち「髪火流地獄」「火末虫地獄」「雲火霧地獄」「雨炎火石地獄」の4つが描かれる。 現存するのは一部分だとされ、4つの絵と4つの詞書が交互になっており、詞書は経典を分かりやすく漢字仮名交じりで書かれている。 

国宝『地獄草紙』東京国立博物館
国宝『地獄草紙』東京国立博物館
国宝『地獄草紙』東京国立博物館
国宝『地獄草紙』東京国立博物館
国宝『地獄草紙』東京国立博物館

この国宝を観るには

所蔵する東京国立博物館の常設展や展覧会へ、何年かに1度公開されるほか、他館への貸し出しもまれにある。

公開履歴

2020/7/14~8/10 東京国立博物館 国宝室
2017/7/15~8/6 奈良国立博物館「源信 地獄・極楽への扉」
2014/10/15~11/9 東京国立博物館「日本国宝展」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-129
【指定番号】00123-00
【種別】絵画
【指定名称】紙本著色地獄草紙
【員数】1巻
【時代・年】鎌倉時代
【所在地】東京国立博物館
【国宝指定日】1956.06.28

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

※このページの画像は「研究情報アーカイブズ」のものを使用しています。

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