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国宝-工芸|太刀 銘 久国[文化庁(国)]

国宝DB-刀剣

国宝『太刀 銘 久国』

久国は、京都の三条大橋付近にあった都の出入口「粟田口」の近くに工房を構えた「粟田口派」の刀工。 父の国家が粟田口派の祖とされるが、刀剣は現存しない。 久国は次男で、他の兄弟とともに後鳥羽上皇の御番鍛冶に召され、師範格の「師徳鍛冶」となる。

細身で反りが強く、バランスのよい太刀。 小切先で、刃文は小沸の中に小乱れが交ざる。 久国の刀剣はそれほど多くなく、国宝はこの1口、重要文化財に3口が指定される。 重要文化財には5口の「久国」の刀剣があるが、2口は別の人物の作である。

この国宝を観るには

国(文化庁)が所有するが、東京国立博物館が所蔵している。 特別展などへ出展されるほか、常設展に展示されることもあるので、数年に1度は公開される。

公開履歴

2021/7/24~9/12 京都国立博物館「京の国宝
2020/4/28~6/21 京都市京セラ美術館「京の国宝」※新型コロナで中止
2019/7/27~8/25 新潟県立歴史博物館「新たな国民のたから」
2018/9/29~11/25 京都国立博物館「京のかたな」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-295
【指定番号】00009-00
【指定名称】太刀〈銘久国/〉
【ふりがな】たち〈めいひさくに〉
【員数】1口
【時代・年】鎌倉時代
【寸法・重量】長二尺六寸五分五厘、反一寸、元幅九分、先幅五分五厘、鋒長九分
【品質・形状】鎬造、庵棟、小切先、反高く踏張りのある姿は時代の特色を示し、小板目の約つた地沸の深い映りの立った地がねは、この工と系統の特色であり、双文は小沸本位の中直に小乱交り
【画賛・銘等】久国
【国宝指定日】1951.06.09
【説明】優美で均整のとれた太刀姿で、精緻な鍛えに明るく冴えた表現豊かな波紋を焼いている。山城国粟田口派を代表す刀工である藤次郎久国は、後鳥羽院番鍛冶の一人とも伝えられる。有銘作の遺例は少なく、ほぼうぶな状態を保つ完存品として貴重である。

出典:国指定文化財等データベース 一部抜粋
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