金銀錯狩猟文鏡[永青文庫/東京]

金銀錯狩猟文鏡[永青文庫/東京]

国宝『金銀錯狩猟文鏡』

中国の戦国時代(紀元前403年〜紀元前221年、日本の弥生時代前期)に作られた銅鏡で、背面には象眼模様が施されている。 首相を務めた細川護熙氏の祖父で、美術品の収集家でもあった細川家16代当主の細川護立氏が購入したもので「細川ミラー」と呼ばれている。

背面は、3ブロックの渦巻模様と、その間の3ブロックにそれぞれ「虎を狩る人物」「2頭の獣」「鳥(鳳凰?)」 が「金銀錯(きんぎんさく)」で表わされる。 金銀錯は、青銅に金銀をはめ込んで模様を表す技法で、細く繊細な線で描かれている。

永青文庫「古代中国・オリエントの美術」 チラシより

この国宝を観るには

永青文庫が所蔵するが、常設展示はされておらず、数年に1度程度の特別展などで公開される。

公開履歴

2020/2/15~3/15 永青文庫「古代中国・オリエントの美術
2013/10/5~2013/12/8 永青文庫「古代中国の名宝」
2012/1/1~3/4 九州国立博物館「細川家の至宝」
2011/10/8~11/23 京都国立博物館「細川家の至宝」
2011/3/8~3/27 熊本県立美術館「細川家の至宝」
2010/4/20~6/6 東京国立博物館「細川家の至宝」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-319
【指定番号】00032-00
【種別】考古資料
【指定名称】金銀錯狩猟文鏡
【ふりがな】きんぎんさくしゅりょうもんきょう
【員数】1面
【国】中国
【時代・年】戦国時代
【所有者】永青文庫
【国宝指定日】1967.06.15
【説明】中国河南省洛陽の古墓から出土した鏡で、鏡背には武装した騎馬の人物が右手に剣をとってかまえ、虎がこれにおそいかかる情景と、二頭の奇獣が相たたかう図と、羽を大きく広げた鳳凰【ほうおう】と思われる鳥を、金銀の極く細い線で表わしている。中国では戦国時代以来、すぐれた鏡が作られたが、これは戦国時代の鏡の中でも最もすぐれたものの一つで、中国工芸の精華を示すものである。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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