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国宝-工芸|義経籠手[春日大社/奈良]

国宝DB-工芸

国宝『籠手』

籠手(こて、篭手・小手とも)は、腕を守る防具で、騎馬で弓矢を用いた戦闘が主流だった鎌倉時代頃までは、左手のみに付けた。 刀剣での接近戦が主流となる南北朝時代以降や、鎌倉時代でも歩兵などは両手に付けた。

本品は源義経が所要し、兄の頼朝に追われた時に、興福寺勧修坊に残していったと伝わり「義経籠手」と呼ばれる。 鎌倉時代の両手用の籠手としては最古級とされ、漆を塗った革の上に、菊や蝶の細工が付けられている。

この国宝を観るには

春日大社の国宝殿は、年間で3~4回の企画展を開催しており、数年に1度程度は公開される。

公開履歴

2021/9/4~10/17 春日大社 国宝殿「金工の美
2020/7/14~8/2 春日大社 国宝殿「Enjoy 鎧

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-427
【指定番号】00133-00
【種別】工芸品
【指定名称】籠手
【ふりがな】こて
【員数】1双
【時代・年】鎌倉時代
【寸法・重量】総長66.7cm
【所有者】春日大社
【国宝指定日】1953.11.14
【説明】元は興福寺勧修坊に、その後に春日御蔵唐院に伝来した籠手で、源義経所用と伝え義経籠手として著名である。その当否は暫く置き、中世の籠手の遺品は石上神宮神域、霊山城跡出土の断片を挙げうるのみである。このように完存し、しかも華麗を極めた遺品は他に例がなく、彫金史上貴重である。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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