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国宝-工芸|太刀 銘 吉房[林原美術館/岡山]

国宝DB-刀剣

福岡一文字 吉房のこと

福岡一文字派は、備前国長船町福岡を本拠地とした刀工集団で、後鳥羽院に召され「御番鍛冶」となった則宗が、茎(手に持つ部分)に名前などではなく「一」の銘を刻んだので、一文字派と呼ばれる。

鎌倉時代中期を代表する刀工で、福岡一文字派の助房の子だといわれ、華やかな丁子刃を得意とした。 有名な『岡田切』など、5口の刀剣が国宝に指定されている。 吉房の作には「吉房」と銘を切るものが多いが作風に幅があるため、同名の刀工が複数存在する説や、1人の刀工の年代による作風の変化とする説など、諸説ある。

国宝『太刀 銘 吉房』

福岡一文字派の吉房による太刀で、その特徴である華やかな丁子乱の刃紋で、吉房の銘を切っている。 太刀は、後世に刀身を短くする「磨上げ」が多く行われ、磨上げをしない太刀を「生ぶ茎」というが、この太刀は生ぶ茎に近い。 伊予の西条藩松平家に伝来した。

この国宝を観るには

林原美術館の展覧会で公開されることがあるが、機会はそれほど多くない。

公開履歴

2021/7/16~9/5 熊本県立美術館「絢爛豪華! おかやま・林原美術館展」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-470
【指定番号】00179-00
【種別】工芸品
【指定名称】太刀〈銘吉房/〉
【ふりがな】たち〈めいよしふさ〉
【員数】1口
【国】日本
【時代・年】鎌倉時代
【作者】吉房
【所有者】林原美術館
【重文指定日】1933.01.23
【国宝指定日】1955.06.22

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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