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国宝-刀剣|菱作打刀(中身無銘)[春日大社/奈良]

国宝DB-刀剣
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国宝『菱作打刀(中身無銘)』

現存する打刀としては最古級のもので、無銘のため作者や詳しい制作時期は不明だが、平安~鎌倉時代頃のものだと考えられている。 黒漆地で、柄と鞘に四つ目菱文を金蒔絵で表した拵が揃っている。 附として国宝に指定された杉箱の蓋裏には、至徳2年(1385年)1月22日に、藤原氏勧修寺流の「葉室長宗」が奉納したことが記録されている。

春日大社チラシより

打刀とは

打刀(うちがたな)は騎馬戦から接近戦が主流になる中で出来た刀剣で、太刀と同じほどの長さだが、太刀が刃を下に向けて腰から吊るしたのに対し、刃を上に向けて腰に差した。 江戸時代に「腰の大小」として武士が差した2本の刀剣のうち、長いものが打刀で、短いものは脇差(わきざし)と呼ばれる1尺~2尺(1尺は約30cm)ほどの刀。

この国宝を観るには

春日大社が所蔵する刀剣類の中では、比較的公開される機会が多い。 春日大社の国宝殿や他館への貸出もある。

春日大社 国宝殿 公式サイト

公開履歴

2020/12/26~2021/4/4 春日大社 国宝殿「日本の名刀と武具
2019/12/22~2/12 春日大社 国宝殿「清明の美・春日大社の名刀
2018/4/14~5/13 奈良国立博物館「国宝 春日大社のすべて」
2017/1/17~2/12 東京国立博物館「春日大社 千年の至宝」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-486
【指定番号】00195-00
【種別】工芸品
【指定名称】菱作打刀〈中身無銘/〉
【ふりがな】ひしつくりうちがたな〈なかみむめい〉
【員数】1口
【国】日本
【時代・年】至徳2年(1385年)奉納
【寸法・重量】総長72.7cm、鞘長52.4cm、柄長20.3cm
【品質・形状】柄鞘 黒漆四つ目花菱紋散。
総金具 冑金、縁、覆輪、筒金、口金、鞘筒金、鐺j長覆輪、山金地、銀小縁。
冑金、鞘筒金、鐺、柄、鞘の覆輪に四つ目花菱紋金象嵌がある。
【附指定】杉箱(蓋裏に至徳二年正月二十二日葉室長宗奉納の墨書がある)
【所有者】春日大社
【国宝指定日】1956.06.28
【説明】付属する箱の蓋裏の奉納銘によって、菱作打刀と呼ばれていたこと、至徳二年に前参議葉室長宗の奉納によるものであることが分かる。
室町時代に流行する打刀の先駆をなすものである。総じて製作が優れ、意匠も見るべきものが多い。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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