金銅水注[法隆寺献納/東京国立博物館]

金銅水注[法隆寺献納/東京国立博物館]

法隆寺献納物とは

明治11年に、法隆寺から皇室に300点を超える宝物類が献納され、1万円が下賜されている。 戦後に東京国立博物館の所蔵となった。

国宝『金銅水注』

同じく国宝指定の『金銅匙』『墨床』と、重要文化財の「硯」とで一式とされている。 書道に使う水注(水滴)で、寺伝によると聖徳太子が法華経の注釈書を書いたときに使用されたということだが、製作年代は奈良時代だとみられる。 日本製ということで国宝に登録されているが、唐や朝鮮半島で作られた可能性もある。

銅に金メッキがほどこしてあり、脇には鳳凰と花の模様が彫られている。 三か所の猫足が付いていて、蓋の中央には宝珠のようなつまみが付いていて、周りには花弁が彫られていて、縁は4枚のゆるい花弁になっていてやや反っている。

金銅水注[法隆寺献納/東京国立博物館]

この国宝を観るには

法隆寺宝物館で常設展示されている。 国宝『墨床』と『金銅匙』3本とセットで置かれている。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-542
【指定番号】00245-01
【種別】工芸品
【指定名称】金銅水注/(法隆寺献納)〉
【ふりがな】こんどうすいちゅう
【員数】1基
【時代・年】奈良時代
【所在地】東京国立博物館
【重文指定日】1957.06.18
【国宝指定日】1965.05.29
【説明】今回の指定は法隆寺献納の旧御物に一つの重点を置いたので、工芸品も国宝四件のうち三件がそれである。墨床以下三種より成るこの文房具は、聖徳太子が三経義疏執筆の際使用されたという寺伝があるが、制作はそれより下る奈良とみとめられる。小形の器ながら意匠、技法ともに優れた類例の少ない作品である。

出典:国指定文化財等データベース 一部抜粋

鑑賞ログ

東京国立博物館の法隆寺宝物館に常時展示してあります。 手のひらに収まる小さな壺に、繊細な飾り彫りがしてあるもの。

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