了菴清欲墨蹟 法語[東京国立博物館]

了菴清欲墨蹟 法語[東京国立博物館]

国宝『了菴清欲墨蹟』

了庵清欲(りょうあんせいよく)は、中国・元時代の禅僧で、古林清茂の弟子となりその法を嗣いだ。 書は、国宝『趙子昂書 与中峰明本尺贖』の作者である趙子昂(趙孟頫)の影響がみられ、評価が高い。 日本からも多くの留学僧が参禅しており、いくつかの墨蹟が日本に伝えられ、茶の湯の掛軸としても珍重された。

この書は、仏の教えを説いた漢詩「法語」で、日本からの留学僧「的蔵主(てきぞうす)」の帰国にあたって、至元7年(1341年)正月17日に書き与えたものである。 的蔵主については、詳しいことはわかっていない。 茶人としても高名な、松江藩の松平不昧公の所有となり、以降は松平家に伝来し、現在は東京国立博物館に所蔵される。

この国宝を観るには

所蔵館の東京国立博物館で公開されることがあるが、2007年以降は特別展の「茶の湯展」でしか公開されていない。

公開履歴

2018/4/21~5/22 三井記念美術館「大名茶人 松平不昧展」
2017/4/11~4/23 東京国立博物館「茶の湯展」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-645
【指定番号】00111-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】了菴清欲墨蹟〈法語/至元七年正月十七日〉
【ふりがな】りょうあんせいよくぼくせき
【員数】1幅
【国】中国
【時代・年】元時代、1341年
【所在地】東京国立博物館
【国宝指定日】1952.02.22

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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