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国宝-書跡典籍|古林清茂墨蹟 送別偈[五島美術館/東京]

国宝DB-書跡・典籍

国宝『古林清茂墨蹟 送別偈』

古林清茂(くりんせいむ)は中国・元時代の禅僧で、竺仙梵僊や了庵清欲など多数の弟子がいる。 日本からの入元僧も多く参禅しており、この墨蹟は泰定2年(1325年)に別源円旨(べつげんえんし)に書き与えたもの。 別源円旨は、円覚寺で修業した後、10年ほど元(中国)に滞在し、帰国後は越前弘祥寺の開山や、建仁寺の住持を務めた。 古林清茂の墨蹟では他に、帰国後に長福寺の開山となった月林道皎に与えられた『月林道号』が国宝に指定されている。

禅僧の書を墨蹟というが、これは韻文体で仏をたたえる漢詩「偈頌」を行書で書いたもの。 古林清茂は、当時の禅僧が文学的に傾くのに反対し、仏教的な要素の強い偈頌を多く残した。 これは、別源円旨が開山となった弘祥寺に伝わり、朝倉氏から織田信長を経て、家臣の丹羽長秀へと伝来した。

画像はこちらで見られます

五島美術館Webサイト 「コレクション」→「書跡」→「墨蹟」

この国宝を観るには

五島美術館で、1~2年に1度は公開される。

公開履歴

2021/8/28~10/17 五島美術館「桃山の華
2020/6/27~8/2 五島美術館「祈りの造形」
2019/8/31~10/20 五島美術館「墨蹟の躍動

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-655
【指定番号】00121-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】古林清茂墨蹟〈別源円旨送別偈/泰定二年九月二日〉
【ふりがな】くりんせいむぼくせき
【員数】1幅
【国】中国
【時代・年】1325年
【所有者】五島美術館
【国宝指定日】1952.11.22

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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