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国宝-書跡典籍|一字一仏法華経序品[善通寺/香川]

国宝DB-書跡・典籍

国宝『一字一仏法華経序品』

女人救済が説かれる法華経は、平安時代に女性からの信仰を集め、日本で重視されてきた経典の1つで、序品は8巻28品で構成される法華経の第1にあたる。 この経巻は、1行に10字の経文を書き、次の行には10躯の菩薩が描かれ、それが1行ずつ交互に繰り返される「経仏交書経」 寺伝では、経文は空海が書き、仏は空海の母が描いたと伝わるが、実際には平安中~後期に制作されたと推測される。

国宝『一字一仏法華経序品』香川県立ミュージアムのレプリカ

国宝『一字一仏法華経序品』香川県立ミュージアムのレプリカ

この国宝を観るには

善通寺には宝物館があり、通常は複製品の展示だが、毎年11/3の「空海まつり」のみ現物が展示される。 善通寺のもう1点の国宝『金銅錫杖頭』は、6/13・14の2日間のみ公開される。

寺外での公開

2023/4/22~5/7 香川県立ミュージアム「空海
2017/11/14~11/26 京都国立博物館「国宝」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-705
【指定番号】00187-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】一字一仏法華経序品
【ふりがな】いちじいちぶつほけきょうじょほん
【員数】1巻
【国】日本
【時代・年】平安時代
【所有者】善通寺
【国宝指定日】1953.11.14

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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