情報|東京国立博物館「正倉院の世界」2019/10/14~11/24
正倉院宝物のこと 正倉院宝物というと「鳥毛立女屏風」や「蘭奢待」など、教科書にも載っていた有名な品々を思い浮かべます。 もちろん国宝でしょ!と思う方も多いでしょうが、実は1つも国宝には指定されていませ […]
正倉院宝物のこと 正倉院宝物というと「鳥毛立女屏風」や「蘭奢待」など、教科書にも載っていた有名な品々を思い浮かべます。 もちろん国宝でしょ!と思う方も多いでしょうが、実は1つも国宝には指定されていませ […]
正倉とは 奈良~平安時代の官庁や大規模な社寺には、租庸調などで徴収した品や重要な文物を保管する「正倉」が作られ、その正倉が集まったエリアが「正倉院」と呼ばれた。 現存しているのは、東大寺の正倉だった国 […]
国宝『東大寺 本坊経庫』 正倉院と同じ「校倉作り」で作られており、東大寺エリアに6つ残る校倉建築の中では比較的大型なもの。 元は、油用の倉として使用されていたものが、江戸時代に現在地に移築された。 […]
国宝『東大寺 転害門』 奈良時代に、東大寺西端北寄りに建てられた門で、平家の焼き討ちや戦国時代の戦火からものがれ、東大寺では貴重な創建当時からの建造物。 門の前を南北に横切る道は、奈良と京都を結ぶ「京 […]
国宝『金銅八角燈籠』 東大寺大仏殿への参道の中央にある金銅製の八角形の燈籠で、大仏や大仏殿は幾度かの火災にあっているが、この燈籠は創建当時のものが残っている。 4.6mを超える非常に大型の燈籠で、透か […]
国宝『盧舎那仏坐像』 「奈良の大仏」として有名だが、正式には『銅造盧舎那仏坐像』で、盧舎那仏(毘盧遮那仏とも)は密教の大日如来と同一とされ、宇宙の中心を表しているという。 右手は「施無畏印(せむいいん […]
国宝『大仏殿』 寺院伽藍の中心である「金堂(こんどう)」(=本堂)で、聖武天皇の発願により鋳造された盧舎那仏(大仏)の完成後に建築された。 平安末期には平家の焼き討ちにより焼失するが、重源上人によって […]
金剛力士とは 「金剛力士」は仏教を守護する天部で寺院の門に安置されることが多い。 二王(仁王)さんの愛称で親しまれる。 口を開けた阿形(あぎょう)と、口を結んだ吽形(うんぎょう)の2体1対で怒りの表情 […]
国宝『南大門』 聖武天皇の勅命で奈良時代に創建された東大寺には、創建当初に作られた南大門があったが平安時代に台風で倒壊した。 現在の南大門は、鎌倉時代の重源上人による復興時に再建されたもの。 運慶一門 […]
国宝『二月堂』 大仏殿から東に坂を上がったところにあり、毎年2月の「お水取り(修二会)」はここで行われる。 お水取りは752年から続く行事で、二月堂もその頃に創建され平家の焼き討ちや戦国時代でも焼け残 […]
国宝『俊乗上人坐像』 東大寺の大仏殿から鐘楼に向かって坂を上り鐘楼の左手前にあるお堂で、東大寺の焼き討ち後の中興の祖「俊乗坊重源上人」の木像がまつってある。 通常は非公開で、7/5の俊乗忌と12/16 […]
国宝『開山堂』 東大寺二月堂のやや西にあり、中には国宝『木像良弁僧正坐像』を安置する。 様式は「宝形造(ほうぎょうづくり)」で、建物の中心が一番高く同じ面積の三角形の屋根が四方にある形で、法隆寺の夢殿 […]
国宝『良弁僧正坐像』 東大寺の大仏殿から鐘楼の横を抜けて更に上、二月堂の手前に国宝『東大寺開山堂』があり、東大寺を開いた良弁僧正の木像の国宝『良弁僧正坐像』が安置されている。 通常は公開されておらず、 […]
国宝『東大寺 梵鐘』 日本三大名鐘(三井寺・平等院、東大寺ではなく神護寺を数える場合もある)の1つ。 東大寺大仏殿から東に坂を上がったところにある「鐘楼ヶ丘」に建つ国宝の『鐘楼』に吊るされており、現在 […]