太刀 古備前正恒[文化庁/東京国立博物館蔵]

太刀 古備前正恒[文化庁/東京国立博物館蔵]

国宝『太刀 古備前正恒』

平安時代後期に備前国(現在の岡山県と兵庫県の一部)の刀工「正恒」によって作られた太刀。 平安~鎌倉時代にこの地域で活躍した刀工の一派を「古備前」と呼び、一条天皇の刀を作った「友成」が始祖だと言われる。

太刀 古備前正恒[文化庁/東京国立博物館蔵]

「正恒」の名は何名かが名乗っているが、古備前の初代と二代目は親子だと考えられる。 現在、国宝に指定されている「正恒」は5口あるが、全て「正恒」の銘が入っている。 備中国の青江派でも「正恒」がいるが、これとは関係ない。

太刀 古備前正恒[文化庁/東京国立博物館蔵]

この国宝を観るには

所有は国(文化庁)ですが、東京国立博物館に寄託されています。 東京国立博物館での常設展で数年に一度は観られるほか、特別展などへの出展もあります。

太刀 古備前正恒[文化庁/東京国立博物館蔵]

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-333
【指定番号】00046-00
【種別】工芸品
【指定名称】太刀〈銘正恒/〉
【ふりがな】たち〈めいまさつね〉
【員数】1口
【国】日本
【時代・年】平安時代
【寸法・重量】長二尺六寸四厘 反八分二厘 元幅一寸 先幅五分七厘 鋒長九分
【作者】正恒
【品質・形状】鎬造、庵棟、小鋒、腰反りやや浅く踏張りある立ち姿である。板目約り、地沸細かにつき乱れ映り立ち、波文は中直に小乱交り、足、葉繁く入り、匂、小沸深く、帽子沸つく。茎は生ぶで、鑢目太刀、原目釘孔の下に「正恒」と銘がある。
【所在地】東京国立博物館
【重文指定日】1931.01.19
【国宝指定日】1952.03.29
【説明】古備前正恒の作である。正恒は備前でも同名数あるが、この正恒は姿、銘振り良く、作風に古備前本来の面目を良く示し、健全な作である。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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