刀 無銘正宗(観世正宗)[東京国立博物館]

刀 無銘正宗(観世正宗)[東京国立博物館]

国宝『観世正宗』

鎌倉時代に相模国(現在の神奈川県の一部)の名工「正宗」によって作られた刀で、能楽の観世家に伝わったので「観世正宗」と呼ばれる。 徳川家康に献上された後は家臣と徳川家を行き来し、明治に入ってから徳川家から有栖川宮へ献上され、高松宮を経て現在は東京国立博物館に収蔵される。

国宝『観世正宗』

正宗は名刀の代名詞にもなっており、徳川吉宗が本阿弥家に命じて作らせた「享保名物帳」という名刀を集めたリストにも多数載っている。 現存するうち9口が国宝に指定されている。 その他、皇室の所有である「御物(ぎょぶつ)」や重要文化財に指定されたものも多い。

国宝『観世正宗』

正宗の作には「無銘」(刀の茎に「○○作」など作者の名前や年代を彫らないもの)が多く、本品も無銘だが梵字が彫られている。 

国宝『観世正宗』

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-520
【指定番号】00224-00
【種別】工芸品
【指定名称】刀〈無銘正宗(名物観世正宗)/〉
【ふりがな】かたな〈むめいまさむね(めいぶつかんぜまさむね)〉
【員数】1口
【国】日本
【時代・年】鎌倉時代
【作者】正宗
【所在地】東京国立博物館
【重文指定日】1958.02.08
【国宝指定日】1959.06.27

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

この国宝を観るには

東京国立博物館での常設展で数年に一度程度出展される。 博物館などの特別展への出展もある。

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