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国宝-工芸|太刀 銘 国宗[東照宮/栃木]

国宝データ-刀剣
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国宝『太刀 銘 国宗』

鎌倉時代中期に備前で活躍した「国宗(くにむね)」は、備前国(現在の岡山県)直宗派の刀工で、直宗の子「国真」の三男だったので「備前三郎」と呼ばれた。 後に北条時頼に招かれて関東に移り、相州伝の創始者とされる新藤五国光に作刀を教える。 銘を「国宗」と入れるものが多く、この太刀を含め4口が国宝に指定されている。

この太刀は徳川家康の愛刀として有名で、初代姫路藩主で姫路城を築いた池田輝政が、家康に献上したといわれる。 家康の没後に東照宮に奉納され、神宝として同社に伝わった。 桃山時代頃に制作された、桐紋を散らした糸巻拵も残っており、附として国宝に指定されている。

この国宝を観るには

東照宮の所有するもう1点の国宝刀剣『太刀 銘 助真(日光助真)』と共に、東京国立博物館に寄託されており、同館での特別展や通常展で3~5年に1度程度は公開される。 日光東照宮で、里帰り展示されたこともある。

公開履歴

2020/10/6~11/29 東京国立博物館「桃山-天下人の100年

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-328
【指定番号】00041-00
【指定名称】太刀〈銘国宗/〉
【ふりがな】たち〈めいくにむね〉
【員数】1口
【時代・年】鎌倉時代
【作者】国宗
【寸法・重量】刃長81.7cm、反り3.2cm、元幅3.2cm、先幅2.1cm、鋒長3.3cm
【品質・形状】鎬造、庵棟、身幅広く、鋒猪首となり、腰反り高く踏ん張りがある。鍛は板目地沸え、乱映立ち、刃文は丁子乱れ逆ごころあり。蛙子交じり、足葉よく入り、匂深く小沸つき、帽子は乱れ
【附指定】糸巻太刀拵
【所有者】東照宮
【国宝指定日】1952.03.29
【説明】備前三郎国宗の作。国宗は鎌倉時代中期から末期にかかる刀工で、同名が二代ないし三代存在している。この太刀は初代の作と思われ、技量を充分に示した健全な大作である。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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