短刀(謙信景光)[埼玉県立歴史と民俗の博物館]

短刀(謙信景光)[埼玉県立歴史と民俗の博物館]

国宝『短刀 銘 備州長船住景光/元亨三年三月日』

備前国(現在の岡山県)の刀工「景光」は長船派の3代目で、銘の年紀から鎌倉時代末期(14世紀前半)に活躍したことがわかる。 わずかに反りのある平造り(刃と峰の間に角度がないもの)で、刃文は「片落ち互の目」という互の目の波が片寄ったもの。

表には「秩父大菩薩」、裏には大威徳明王の梵字が彫られ、元は秩父神社に奉納されたものだといわれる。 茎には、表に「備州長船住景光」、裏に「元亨三年三月」の銘が切られ、元亨3年(1323年)の作となる。 後に上杉謙信の愛刀となり「謙信景光」と号され、その当時からの拵が「附」として国宝に指定されている。

この国宝を観るには

現在の所有は埼玉県で「埼玉県立歴史と民俗の博物館」に寄託されており、同館で公開されることがある。 

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-476
【指定番号】00185-00
【指定名称】短刀〈銘備州長船住景光/元亨三年三月日〉
【ふりがな】たんとう〈めいびしゅうおさふねのじゅうかげみつ/げんこうさんねんさんがつひ〉
【員数】1口
【時代・年】1323年
【作者】備州長船住景光
【附指定】小サ刀拵
【所在地】埼玉県立歴史と民俗の博物館
【国宝指定日】1956.06.28

出典:国指定文化財等データベース一部抜

国宝データ 刀剣カテゴリの最新記事