金剛般若経開題残巻 弘法大師筆 63行[京都国立博物館]

金剛般若経開題残巻 弘法大師筆 63行[京都国立博物館]

国宝『金剛般若経開題』

金剛般若経開題残巻とは「金剛般若経」という経典について、経典の題目について解釈をしたものを「開題」といい、それが部分的に残っているので「残巻」と呼ばれる。 平安初期の能筆家として高名な「三筆」の1人である弘法大師空海の直筆によるもの。

「金剛般若経」はいくつかの漢訳経典があるが、これは義浄という僧が漢訳した「能断金剛般若経」について解釈したもの。 草書と行書が混ぜて書かれており、所々に書きなおしたり消したりの跡があるため、草稿(下書き、原案)だと考えられている。

元は、上賀茂神社から賀茂川を超えた西にある「神光院(じんこういん)」という寺の旧蔵品。 神光院には空海の自刻の木像がある。 早くにいくつかに断簡されたようで、他には奈良国立博物館所蔵の38行分が国宝に指定されている。

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-618
【指定番号】00078-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】金剛般若経開題残巻〈弘法大師筆/(六十三行)〉
【ふりがな】こんごうはんやきょうかいだいざんかん
【員数】1巻
【国】日本
【時代・年】平安時代
【所在地】京都国立博物館
【国宝指定日】1952.03.29

出典:国指定文化財等データベース一部抜

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