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国宝-書跡典籍|西方指南抄(親鸞筆)[専修寺/三重]

国宝DB-書跡・典籍

国宝『西方指南抄』親鸞筆

浄土真宗を開いた親鸞聖人が、浄土宗の開祖で生涯の師として慕った法然上人の、生前の説法や問答、行状記などをまとめたもの。 上・中・下巻にそれぞれ本と末があり、現存する6巻全てが親鸞の直筆による。

三重県津市にある、浄土真宗高田派の総本山「専修寺」に伝わったもので、同寺には国宝『三帖和讃』など、親鸞の直筆による経典や文書が多数伝わっている。

この国宝を観るには

2019年~2023年まで建替工事に入っている宝物館でも、西方指南抄は原則的に公開されておらず、1月の報恩講と夏の仏教文化講座での特別公開では公開されていたようである。 機会は少ないが、博物館の展覧会へ出展されることもある。

寺外での公開履歴

2023/5/30~6/11 三重県総合博物館「親鸞と高田本山
2023/3/25~5/11 京都国立博物館「親鸞-生涯と名宝
2015/3/21~5/10 三重県総合博物館「親鸞 高田本山専修寺の至宝」
2011/10/25~12/4 東京国立博物館「法然と親鸞 ゆかりの名宝」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-695
【指定番号】00176-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】西方指南抄〈親鸞筆/〉
【ふりがな】さいほうしなんしょう
【員数】6冊
【国】日本
【時代・年】鎌倉時代
【作者】親鸞
【附指定】覚信等直門弟写本
【所有者】専修寺
【国宝指定日】1953.11.14

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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