国宝『宋高宗書徽宗文集序』
南宋の初代皇帝である高宗(こうそう)が、父で北宋最後の皇帝の徽宗(きそう)の文集について、直筆で序文を記したもの。 風流が過ぎて国が滅んだといわれる徽宗は、自ら書画を得意とし『桃鳩図』は国宝に指定されている。 北宋は、靖康の変によって女真族による金に皇帝一族が連れ去られ滅亡するが、徽宗の九男で難を逃れた高宗が宋朝を再建した。
この国宝を観るには
国立博物館に寄託されており、あまり頻繁ではないが何年かに1度は公開される。
公開履歴
2023/8/8~8/27 京都国立博物館「日中 書の名品」
2020/1/4~3/1 台東区立書道博物館「文徴明とその時代」
2017/10/31~11/29 京都国立博物館「国宝」
2013/1/22~3/3 東京国立博物館「書聖 王羲之」
文化財指定データ
【台帳・管理ID】201-700
出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
【指定番号】00181-00
【指定名称】宋高宗書徽宗文集序
【ふりがな】そうこうそうしょきそうぶんしゅうじょ
【員数】1巻
【国】中国
【時代・年】南宋時代
【ト書】胡三省、文徴明等跋
【所有者】国(文化庁)
【国宝指定日】1953.11.14