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国宝-書跡典籍|和歌体十種(和歌體十種)[東京国立博物館]

国宝DB-書跡・典籍

国宝『和歌体十種』

和歌体十種(わかたいじっしゅ)は、平安中期に壬生忠岑(みぶのただみね)が記したと伝わる歌学書で、和歌を「古歌体」「神妙体」など10種に分類し、各5首の代表的な和歌と説明が書かれている。 伝承作者の名前から「忠岑十体」とも呼ばれ、国宝の現物では「體」の字が使われ、文化財の指定もこの字が使われている。 一部が長く行方不明だったが掛軸の状態で発見され、平成6年(1994年)に国宝に追加指定されている。

国宝『和歌体十種』東京国立博物館
国宝『和歌体十種』東京国立博物館

この国宝を観るには

それほど頻繁に公開されないが、東京国立博物館で2~5年に1度程度は公開され、他館への貸し出しもある。

公開履歴

2025/1/15~2/16 東京国立博物館 国宝室
2022/10/18~11/13 東京国立博物館 150周年「国宝 東京国立博物館のすべて
2018/6/5~7/8 東京国立博物館 国宝室
2016/4/12~4/24 大阪市立美術館「王羲之から空海へ」
2015/5/12~6/7 東京国立博物館 国宝室

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-752
【指定番号】00239
【種別】書跡・典籍
【指定名称】和歌體十種
【ふりがな】わかたいじっしゅ
【員数】1巻、1幅
【国】日本
【時代・年】平安時代
【所在地】東京国立博物館
【重文指定日】1959.06.27
【国宝指定日】1994.06.00

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

※このページの画像は「研究情報アーカイブズ」のものを使用しています。

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