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国宝-書跡典籍| 大燈国師墨蹟(与宗悟大姉法語)[大仙院/京都]

国宝DB-書跡・典籍

国宝『大燈国師墨蹟(与宗悟大姉法語)』

宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)は、臨済宗の僧で、大徳寺の開山となった人物。 播磨(現在の兵庫県)に生まれ、天台宗で修業をするが禅を志し、入宋僧の南浦紹明(なんぽしょうみょう)に参禅し、その法灯を継いだ。

やがて、母の弟にあたる赤松則村らの寄進によって紫野の地に大徳寺を開くと、後に妙心寺の開山となる関山慧玄ら多くの僧が参禅した。 貴人や有力者の帰依も多く、花園天皇から「興禅大燈(大灯)国師」の号を、次代の後醍醐天皇からは「正燈高照国師」号を贈られる。 書の評価が高く、5つの墨蹟が国宝に指定されている。

国宝に指定された大燈国師の書

大燈国師墨蹟(看読真詮榜)[真珠庵(大徳寺塔頭)/京都]
大燈国師墨蹟(印可状)[妙心寺/京都]
大燈国師墨蹟(関山字号)[妙心寺/京都]
大燈国師墨蹟(渓林・南嶽偈)[正木美術館/大阪]
大燈国師墨蹟(与宗悟大姉法語)[大仙院(大徳寺塔頭)/京都]※このページ

公開履歴

2022/10/8~11/6 京都国立博物館「京に生きる文化-茶の湯-
2015/1/2~2/1 京都国立博物館 名品ギャラリー

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-726
【指定番号】002123-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】大燈国師墨蹟〈元徳二年五月十三日/与宗悟大姉法語〉
【ふりがな】だいとうこくしぼくせき
【員数】1幅
【国】日本
【時代・年】元徳2年(1330年)
【所有者】大仙院
【国宝指定日】1955.02.02

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋
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