土偶 仮面の女神[茅野市尖石縄文考古館/長野]

土偶 仮面の女神[茅野市尖石縄文考古館/長野]

国宝『仮面の女神』

長野県茅野市の中ッ原遺跡から出土した34cmの土偶で、逆三角形の仮面をかぶっているように見えることから「仮面の女神」の愛称で知られる。 

正面から見ると顔が三角のように見えるが、サイドや後ろから見ると仮面であることがよくわかる。 体にはヘソのようなものを中心に渦巻きが描かれたり、タスキのような模様など細かい模様が入っている。 手は簡略化されているが、足はどっしりと作られている。

2018年 東京国立博物館「縄文展」チラシより

発見されたのは集落の中央近くにある墓のような場所で、出土した時の形状から足が壊された状態で埋められたものと考えられる。 土偶の見つかった「中ッ原縄文公園」では、レプリカでこの様子が再現されている。

この国宝を観るには

茅野市尖石縄文考古館では、企画展への出展時などを除き『仮面の女神』が常時拝観可能。 同館には同じく国宝の土偶『縄文のビーナス』も原則常設展示されている。

茅野市尖石縄文考古館
住所:長野県茅野市豊平4734-132
料金:大人¥500、高校生¥300、小中学生¥200
時間:9~5時(入館は30分前まで)
休館:毎月曜(休日の場合を翌火曜休)年末年始(12/29~1/3)
アクセス:中央道茅野インターから約25分
公共交通:JR中央線「茅野駅」からバスで「尖石縄文考古館」※火・金・土・日・祝は1日6本、他は1日3本

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-11237
【指定番号】00046-00
【種別】考古資料
【指定名称】土偶/長野県中ッ原遺跡出土
【ふりがな】どぐう/ながのけんなかっぱらいせきしゅつど
【員数】1箇
【時代・年】縄文時代
【付指定】土器 8点
【出土】長野県中ッ原遺跡出土
【所在地】茅野市尖石縄文考古館
【国宝指定日】2014.08.21
【説明】中ッ原遺跡から出土した縄文時代後期の立像土偶。縄文時代後期前半に盛行するハート形土偶の流れを引く土偶であるが、同時期の土偶に比べると格段に大型で、しかも内部が中空に作られている点、また顔面が仮面を装着したかのように表現されている点などの特色が指摘できる。

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

鑑賞ログ 2018年8月

東京国立博物館「縄文展」

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