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国宝-書跡典籍|宋刊本欧陽文忠公集(金沢文庫本)[天理大学附属天理図書館/奈良]

国宝DB-書跡・典籍

国宝『宋刊本欧陽文忠公集(金沢文庫本)』

日本の平安時代後半から鎌倉時代にあたる中国の宋時代には、印刷技術が進化して質の高い版本が出版され、日本にも多くもたらされた。 宋時代の政治家で文人としても名高い欧陽修の詩文集で、金沢流北条氏が邸宅に作った金沢文庫に伝来し、ほぼ完全な姿の39冊が現存している。 欧陽修(欧陽脩とも)は、唐から宋時代の優れた8名の文人「唐宋八大家」の1人に数えられ、死後に「文忠」の諡号を贈られた。

この国宝を観るには

天理大学に附属する天理図書館が所蔵しており、天理市にある「参考館」や東京の「天理ギャラリー」といった展示施設で公開されることがある。

公開履歴

2022/10/25~11/28 天理参考館「中国古典名品展」

文化財指定データ

【台帳・管理ID】201-678
【指定番号】00150-00
【種別】書跡・典籍
【指定名称】宋刊本欧陽文忠公集(金沢文庫本)
【ふりがな】そうかんぼんおうようぶんちゅうこうしゅう
【員数】39冊
【国】中国
【時代・年】1196年
【所在地】天理大学附属天理図書館
【国宝指定日】1952.11.22

出典:国指定文化財等データベース一部抜粋

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