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情報|東京国立博物館「美を紡ぐ 日本美術の名品」2019/5/3~6/2

情報-博物館・美術館

※5/4修正追記、展示期間が全て通期になったようです

美を紡ぐ 日本美術の名品

文化庁、宮内庁、読売新聞社に民間企業十数社が協賛して「日本美を守り伝える TSUMUGU 紡ぐプロジェクト」が始動しています。 3~4月に東京国立博物館で開催された「両陛下と文化交流展」に続いて、第2弾は「美を紡ぐ 日本美術の名品展」です。 会場は平成館ではなく、本館入ってすぐの大階段の更に奥にある特別室とSHOPの内側にあたる部屋のようです。

美を紡ぐ 日本美術の名品@東京国立博物館 チラシ表

このプロジェクトの何がありがたいって、宮内庁が管理するいわゆる「旧御物」を出展して頂けること。 三の丸尚蔵館が管理する皇室ゆかりの宝物は1万点近くになるそうですが、皇居東御苑にある三の丸尚蔵館ではスペースに限りもあり、2ヶ月おきの展示替えで数十点となかなか国宝級の品物にはお目にかかれません。 こんなチャンス、逃さずに観ておきたいです。

両陛下と文化交流展(前期)鑑賞ログ

やっとお待ちかねのラインナップが発表されたんですが、すごいですね、日本美術の教科書のようです。 古くは平安時代からの名筆の書、狩野永徳や雪舟から北斎まで時代を象徴する画家、工芸品も仁清の茶壷から光雲の彫刻まで、本当に教科書に載った品もあるのでは? 御代替わりもあってか「帝室技芸員」の作品もたくさん入っていますね。 今年の国宝室には登場しなかったか~と思っていた『納涼図屛風』が入っていたのもちょっとした喜びです。

美を紡ぐ 日本美術の名品@東京国立博物館 チラシ裏

この展覧会で観られる国宝

『秋冬山水図』雪舟等楊筆
檜図屛風』狩野永徳筆
寛平御時后宮歌合』(十巻本)
『納涼図屛風』
『元暦校本万葉集』巻一(古河本)

出展される旧御物、宮内庁三の丸尚蔵館蔵品

「唐獅子図屛風」右隻:狩野永徳筆、左隻:狩野常信筆
「更級日記」 藤原定家筆
「四季草花図屛風」伝狩野永徳筆
「屛風土代」小野道風筆
「更級日記」藤原定家筆
「西瓜図」葛飾北斎筆
「石山寺蒔絵文台・硯箱」蒔絵:川之邊一朝、図案:岸光景
「太平楽置物」海野勝珉作
「唐子遊図屛風」狩野探幽筆
「西行物語絵巻(巻四)」尾形光琳筆
「牡丹孔雀図」円山応挙筆
「虎図」谷文晁筆
「雨霽」竹内栖鳳筆
「秋茄子」西村五雲筆
「龍蛟躍四溟」横山大観筆
「古今和歌集 賀歌三首(大色紙)」伝藤原公任筆
「猿置物」高村光雲作

出展される重要文化財

「継色紙よしのかは」文化庁
「伏見天皇宸翰和歌(五十首)むら雨の」伏見天皇筆
「古今和歌集」後伏見天皇筆
「浜松図屛風」文化庁
「八橋図」尾形乾山筆 文化庁
「芦穂蒔絵鞍鐙」
「色絵若松図茶壺」仁清作 文化庁
「西行物語絵巻」巻一、俵屋宗達画、烏丸光広詞 文化庁
「前後赤壁図屛風」池大雅筆自賛
「新緑杜鵑図」与謝蕪村筆
「舞妓」黒田清輝筆
「色絵牡丹図水指」仁清作
「黄釉銹絵梅樹図大瓶」初代宮川香山作
「七宝富嶽図額」濤川惣助作

展覧会 概要

期間:5/3(祝)~6/2(日)
時間:9:30~17:00(受付は30分前まで)金土は~21:00
休日:毎月曜日(5/6は開館で5/7が休日)
料金:一般¥1,100、大学生¥700、高校生¥400、中学生以下無料
会場:東京国立博物館 本館特別5室・特別4室・特別2室・特別1室

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