★新型コロナウィルス感染拡大防止のため、3/3~臨時休館中でしたが、緊急事態宣言もありそのまま終了となりました。
国宝 東塔 大修理落慶記念「薬師寺展」
薬師寺の国宝『東塔』は、2009年から10年に及ぶ大修理を経て、2020年の春に落慶法要を迎えます。 その記念と銘打って、大規模な展覧会が企画されています。 年に数日しか観られない国宝絵画2点や、今回の修理で模像に付け替えられた水煙の一部など、なかなかお目にかかれない展示品が並ぶようです。
この展覧会で観られる国宝
★新型コロナウィルス感染拡大防止のため、3/3~臨時休館中でしたが、緊急事態宣言もありそのまま終了となりました。
観音菩薩立像
白鳳伽藍の中心部を少し外れた位置にある「東院堂]の本尊です。 飛鳥時代に日本で作られた銅造の観音立像で、現行の文化財保護法下で1951年の第1回目で国宝に指定されました。
東搭 の一部「水煙」「檫管」「檫銘」
東塔の修理前までは、屋根の最上部に付けられる金属製の「水煙」は、塔の建造された天平時代のものでした。 今回の修理で、保存のために取り外され、塔には模像が付けられたので、国宝の一部である水煙を間近で観ることができます。
慈恩大師像
※前期(2/28~3/22)のみ
法相宗の開祖「慈恩大師」の肖像画で、平安時代に唐からの請来品を模写したといわれます。 11/13の慈恩会でかけられますが、慈恩会は薬師寺と興福寺が交互に行うので、公開されるのは2年に1回となります。
吉祥天像
お正月に修される法要「吉祥悔過」の本尊として、1/1~1/3の3日間しか公開されない仏画です。 光明皇后を写したともいわれ、唐や奈良時代のふくよかな貴婦人の姿をしています。
展覧会 概要
★新型コロナウィルス感染拡大防止のため、3/3~臨時休館中でしたが、緊急事態宣言もありそのまま終了となりました。
期間:2020/2/28~4/19(前期2/28~3/22、後期3/24~4/19)
休日:3/2、3/23
時間(火~金):10:00~20:00
時間(土~月・祝):10:00~18:00
料金:一般¥1,400、大高生¥1,000、小中生¥500
公式サイト:https://www.aham.jp/