情報|第55回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開 2021年1月~3月[京都]※延期

情報|第55回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開 2021年1月~3月[京都]※延期

2021/1/8追記:新型コロナウィルス感染拡大防止のため、開催が延期されるようです。

第55回「京の冬の旅」

京都には春夏秋冬それぞれに大きな特別公開がありますが、春秋の公開は「京都古文化保存協会」の主催、そして夏と冬の公開は「京都市観光協会」と京都市の共催です。 2020年の夏は、新型コロナ感染拡大防止で中止になってしまいましたが、2021年冬は事前予約優先で感染防止対策を取りながら、開催されるようです。

※WEBサイトからの「事前予約」が優先され、現地で空きがあれば当日でも受付可能

期間:2021/1/9~3/18
時間:10:00~16:30(受付は30分前まで)※施設によりこれより長い場合あり
料金:¥600~¥900
※期間内でも法要などで拝観できない場合があります。

予約や詳細は、今日の冬の旅 公式サイトをご覧ください。

第55回 京の冬の旅 2021年 パンフレット

非公開文化財特別公開-国宝の特別公開

東福寺 国宝『三門』 1/9~3/7

現在は裏口のような位置にある東福寺の三門ですが、本当はこちらの南側が入口なんです。 京阪の鳥羽街道駅から歩くと、東福寺の伽藍配置がよくわかると思います。 毎年3月中旬の3日間は2階に登ることができますが、今回も秋に続き特別公開になりました。 2階には釈迦如来と羅漢像が安置されていて、廻廊から見る京都の眺めも格別です。

国宝『東福寺 三門』

東福寺 国宝『竜吟庵(龍吟庵)方丈』 1/9~3/7

東福寺の塔頭の中でも筆頭に数えられる「龍吟庵」は、南禅寺の開山「大明国師」の住坊跡です。 現存最古の方丈建築ですが、それを囲む庭は昭和の名作庭家「重森三玲」が手掛けた枯山水庭園です。 特別公開以外では、3月中旬の3日間と、秋の紅葉シーズンに公開されます。

国宝『東福寺竜吟庵(龍吟庵)方丈』重森三玲の庭

仁和寺 国宝『金堂』・重要文化財「五重塔」 1/9~3/18

2月2・3・14・15・28日、3月1日は、金堂を経蔵に変更

真言宗御室派の総本山で、皇族が入寺していた門跡寺院だった仁和寺は「御室御所」と呼ばれていました。 寺の本堂にあたる国宝の「金堂」は、桃山時代に建てられた御所の紫宸殿を移築したものです。 特別公開以外では、境内にある宿坊に泊まって朝のお勤めに参加するしか、金堂の内部に入ることはできません。 美しい壁画の残る重要文化財「五重塔」が、セットで公開されます。

国宝『仁和寺金堂』

東寺 国宝『五重搭』 1/9~3/18

京都のシンボル、日本一の高さを誇る当時の五重塔は、中心の柱を大日如来に見立て、四方に仏像を安置し、壁には真言八祖像などが描かれていて、四方の扉から中を覗くことができます。 正月3が日や春・秋の東寺の特別公開期間にも公開されるので、機会はある方ですが、一度は観ておきたい文化財です。

教王護国寺(東寺)五重塔

東寺 小子房 国宝『蓮花門』 1/16~3/18

小子房(しょうしぼう)は、金堂・講堂の西に、灌頂院と御影堂に挟まれる場所にある、東寺の迎賓館です。 再建された現在の建物は、昭和9年(1934年)築とそれほど古いわけではありませんが、庭に面して国宝の『蓮花門』があります。 この門は外からはいつでも観られますが、中からは小子房の庭越しでしか観られません。 この庭は昭和の名作庭家「植治」こと小川治兵衛によるもので、襖絵は堂本印象と、昭和の名人がコラボした客殿です。

東寺 国宝『蓮花門』外側から

非公開文化財特別公開-国宝のある寺院

智積院 国宝『障壁画 桜楓図 他』 1/9~2/28

京都国立博物館の東に建っている「智積院(ちしゃくいん)」は、真言宗智山派の総本山です。 ここにはかつて、秀吉が長男鶴松の菩提を弔うために建立した「祥雲寺」があり、長谷川等伯と久蔵父子による障壁画は、この寺nあったものだそうです。 この国宝障壁画の現物は収蔵庫で公開、書院ではレプリカが再現展示されていて、通常拝観でも観ることができます。

今回の特別公開では、1月は通常非公開の「密厳堂」「三部権現社」「求聞持堂」の公開、2月は近代京都画壇の堂本印象による障壁画のある「宸殿」が公開されます。

智積院 国宝障壁画レプリカ

大徳寺 聚光院 国宝『方丈障壁画』※複製 1/9~3/18

1月27・28日、2月2・27・28日、3月9・11・12日は休止

大徳寺本坊の西隣にある塔頭「聚光院(じゅこういん)」は、千利休とその子孫の三千家の菩提寺です。 中心的な建物の「方丈」には、狩野永徳とその父の狩野松栄による障壁画で飾られていますが、本物は博物館に寄託されていて、高精細の複製画があります。 それでも、普段は拝観謝絶の寺院ですので、複製でも観られるのは貴重です。

大徳寺 塔頭「聚光院」

非公開文化財特別公開-その他

方広寺
豊国神社の北隣で、豊臣秀吉の建立した「京都大仏」があった寺ですが、現在は江戸時代に再建された1/10サイズの廬舎那仏です。 大坂の陣のきっかけになった「国家安康 君臣豊楽」の鐘があるお寺です。

大徳寺 瑞峯院
大徳の塔頭で、キリシタン大名だった大友宗麟のお墓があります。 千利休の茶室で唯一現存する国宝『待庵』を写した「平成待庵」があり、特別公開されるようです。

妙蓮寺
西陣にある、日蓮聖人の弟子「日像聖人」ゆかりの寺院です。 長谷川等伯一門による障壁画があり、普段は要予約での有料拝観ですが、今回は庭園と共に特別公開されるようです。

龍安寺 蔵六庵
虎の子渡しの石庭で有名な龍安寺では、百年以上ぶりに寺に戻ってきた襖絵「芭蕉図」が公開されます。 行ったことがある方は「吾唯足知」の蹲踞(つくばい)を見たかもしれませんが、この蹲踞が露地に据えられた茶室「蔵六庵」も観ることができます。

妙心寺 大雄院
妙心寺の塔頭「大雄院」は、母が家康の側室に召され、異父弟の尾張徳川家初代藩主「徳川義直」に仕えた家老の「石川光忠」が創建しました。 明治宮殿の天井画も手掛け、歌川国芳が弟子入りを願ったという「柴田是真」による襖絵があり、下絵で残っている花の丸の図案を元に、襖絵プロジェクトも進行しているようです。

定期観光バス

旅行などで、京都の複雑なバスに乗るのが大変という方は、効率よく名所を回れる定期観光バスが便利です。 今日の冬の旅の時期は、特別公開寺院を含んだ期間限定コースが運行されます。 こちらでは、国宝の特別公開があるコースを、ピックアップしていきます。 ★印は、今回の特別公開箇所です。

予約や詳細は、定期観光バスの公式サイトをご覧ください。

きらめく国宝・重要文化財の美

期間:2021/1/9~3/18の毎日
時間:10:20~約6時間
料金:大人¥9,500、小児¥6,270
食事:天㐂(西陣)天ぷらと京料理

方広寺★
豊国神社 国宝『唐門
東福寺 国宝『三門』★(1/9~2/28)
東寺 国宝『五重搭』★(3/1~3/18)
仁和寺 国宝『金堂』★・重要文化財「五重塔」★

国宝『豊国神社唐門』

美の庭園めぐり

期間:2021/1/9~3/18の毎日
時間:10:10~約6時間
料金:大人¥9,700、小児¥6,470
食事:泉仙の京料理、俵屋吉富で和菓子と抹茶

大徳寺 聚光院 国宝『方丈障壁画』※複製★
大徳寺 瑞峯院 国宝『待庵』写しの「平成待庵」★
東福寺 国宝『竜吟庵(龍吟庵)方丈』★(1/9~2/28)
東福寺 光明院 重森三玲の「波心庭」特別公開(3/1~3/18)

東福寺 国宝『竜吟庵(龍吟庵)方丈』

西本願寺の国宝特別案内と「花の天井」平岡八幡宮

期間:2021/2/5~2/27の月・金・土・日
時間:10:10~約6時間30分
料金:大人¥11,700、小児¥8,200
食事:妙心寺東林院
※1日24名限定、1名で2名掛けシートを利用可能

西本願寺 国宝『書院』『飛雲閣』特別拝観
妙心寺 東林院 精進料理の昼食
平岡八幡宮
京つけもの「もり」千枚漬け製作見学と買い物

西本願寺 国宝『阿弥陀堂』『御影堂』

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