十一面観音立像[大御堂観音寺/京都]
大御堂観音寺(普賢寺)のこと 天武天皇の勅願によって、行基・良弁・道鏡らの師で日本で最初の僧正を授けられた「義淵」によって開かれたと伝わる。 その後、聖武天皇の勅願で良弁が伽藍を整え、十一面観音を本尊 […]
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大御堂観音寺(普賢寺)のこと 天武天皇の勅願によって、行基・良弁・道鏡らの師で日本で最初の僧正を授けられた「義淵」によって開かれたと伝わる。 その後、聖武天皇の勅願で良弁が伽藍を整え、十一面観音を本尊 […]
滋賀県「坂本」のこと 琵琶湖南部の西岸で、比叡山の滋賀県側のアクセス口になっている「坂本」は、比叡山を隠居した僧が住坊を結んだり、石垣造りで有名な穴太衆の拠点が近かったり、日吉大社の門前町としても、昔 […]
国宝『十一面観音立像』 この十一面観音像は、元は大神神社の神宮寺で明治期に廃寺になった「大御輪寺(だいごりんじ、おおみわてら)」の本尊で、江戸最末期の神仏分離令によって寺を離れた。 移動の時には、大八 […]
国宝『十一面観音立像』 榧の一木造りで作られた像高2m弱の立像で、左手には水瓶を持ち、右手は人々の願いを聞くという「与願印」をしている。 胸元などは瓔珞(ようらく)という装飾で華やかに飾られ、腹部辺り […]
長谷寺観音 特別拝観 平安の昔から霊験あらたかな観音の霊場として、特に女性の参詣者を多く集めた長谷寺は、更級日記や蜻蛉日記の作者も参詣し、その様子は日記に書かれています。 また藤原道長や足利義政のよう […]
「奈良大和四寺のみほとけ」展 奈良大和四寺は、奈良県中央エリアに位置する古刹「長谷寺」「室生寺」「岡寺」「阿部文殊院」で、四寺とも7~8世紀創建の歴史ある寺院です。 四寺とも多くの国宝・重要文化財の仏 […]
国宝『二月堂』 大仏殿から東に坂を上がった「上院」エリアにあり、毎年2月の「お水取り(修二会)」が行われるので「二月堂」と呼ばれる。 お水取りは752年から続く行事で、二月堂もその頃に創建され、平家の […]
国宝『十一面観音像』 平安時代に描かれた仏画で、一般的に仏画は正面を向き色彩はベタ塗されることが多いが、やや右(向かって左)を向き、立体的に見えるように色のグラデーションを付ける「隈取」が施されるのが […]
法華寺のこと 光明皇后が、父の藤原不比等邸跡に建立した尼寺で、聖武天皇によって諸国に「国分寺」と「国分尼寺」が建立されると、法華寺は「総国分尼寺」とされる。 平安末期には衰退するが、重源上人や叡尊上人 […]
道明寺のこと 古来から、この一帯は「土師氏」の領地で、聖徳太子の発願で土師氏の一族が土地を喜捨して「土師寺」が建立される。 平安時代には菅原道真のおばにあたる「覚寿尼」がおり、道真もたびたびこの寺を訪 […]