しあわせ回廊 なら瑠璃絵
このイベントでは、奈良公園にある一社二寺(春日大社・興福寺・東大寺)とその周辺施設がライトアップされ、夜ならではの催しや拝観延長などがあります。 瑠璃の名前の通り、幻想的な瑠璃色のライトアップのエリアもあれば、年に数回だけの東大寺大仏殿「観相窓」が開かれたり、春日大社本殿の燈籠に灯が入ったりと、天平時代の夜を想像できることもあり、それぞれの楽しみ方で過ごせそうです。
このサイトでは、国宝に関する特別拝観やイベントだけ抜粋していますが、それ以外にも夜神楽やマーケットなど、楽しそうなイベントがたくさんあります。 詳しくは公式サイトをご覧ください。
国宝でのイベント
春日大社
国宝『本殿』夜間拝観(20:30受付終了)初穂料¥500(+拝観料)
燈籠点灯
・御本社回廊釣燈籠
・一之鳥居~二之鳥居の仮設燈籠
・二之鳥居~南門の石燈籠
興福寺
国宝『東金堂』夜間拝観(19:45受付終了、20:00閉堂)¥300
国宝『五重搭』ライトアップ(~20:30)
東大寺
国宝『大仏殿』観相窓開扉(20:30終了)※拝観は中門外からで無料
※窓から国宝『廬舎那仏(奈良の大仏様)』のお顔が拝めます
国宝『八角燈籠』点灯
国宝『南大門』ライトアップ(~20:30)
国宝『金剛力士像』ライトアップ(~21:00)
夜に国宝を観る
興福寺 国宝館
国宝の割合では、数ある宝物館の中でもトップクラスの興福寺国宝館です。 昼間は混んでいて、立ち止まってゆっくり観るのは難しいですが、こういったタイミングなら、少しはマシなのではないでしょうか。
料金:¥700(共通券あり)
時間:19:45受付終了、20:00閉堂
国宝『十大弟子立像』『八部衆立像』『金剛力士立像』『板彫十二神将立像』『天燈鬼・竜燈鬼立像』『銅造仏頭(旧山田寺講堂)』『千手観音立像(旧食堂)』『金銅燈籠』『興福寺金堂鎮壇具』
春日大社 国宝殿「最古の日本刀の世界」
日本刀が成立した時期の刀をテーマにした企画展で、源頼光が酒呑童子を退治した時に使ったという名刀『童子切安綱』が観られます。 他にも、春日大社が所蔵する国宝がいくつか観られます。
料金:¥1,000(+入館料)
時間:18:30受付終了、19:00閉館
国宝『太刀 銘 安綱(名物童子切安綱)』『金地螺鈿毛抜形太刀』『沃懸地酢漿平文毛抜形太刀』『本宮御料古神宝類』から「黒漆平文飾剣(柄白鮫)」「黒漆平文飾剣(柄銀打鮫)」『若宮御料古神宝類』から「若宮毛抜形太刀」
奈良国立博物館「毘沙門天」
国宝の毘沙門天2躯の他、各地から様々な毘沙門天が集められています。 ちょっとマニアックですが、これだけ毘沙門様が集まることはあまり無いと思います。
料金:¥1,500
休館:2/10
時間:2/9・11・12・13は、17:00まで(入館は30分前まで)
2/8・14は、19:00まで(入館は30分前まで)
国宝『兜跋毘沙門天立像』[東寺/京都]
国宝『毘沙門天立像』[鞍馬寺/京都]
奈良国立博物館「名品展」「お水取り」
名品展(通常展)では、2件3躯の国宝仏が観られます。 特別陳列の「お水取り」も¥520の料金内なので、とてもお得ですよ。
料金:¥520
時間:19:30最終入館、20:00閉館
国宝『薬師如来立像』[元興寺/奈良]
国宝『僧形八幡三神像』から2躯[薬師寺/奈良]