情報|五島美術館「平安の書画」2020/11/3~11/29[東京]

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五島美術館のこと

東急グループの創業者で、超一流の文化人で美術品コレクター、古経楼の雅号を持つ茶人でもあった「五島慶太」氏は、自身のコレクションを広く公開するために、晩年に美術館の開館を計画します。 慶太氏は残念ながら開館の前年に亡くなってしまいますが、美術館は昭和35年(1960年)に開館して、今年は60周年にあたります。 

五島美術館の国宝
古林清茂墨蹟(別源円旨送別偈)
史記(孝景本紀)
無準師範墨蹟(山門疏)
六祖挟担図
理趣経(目無経)
源氏物語絵詞
紫式部日記絵詞
日向国西都原古墳出土金銅馬具類

五島美術館

五島美術館の奥には、二子玉川駅に向かって斜面を下るように庭園が広がっています。 入場は正面のみですが、退場は庭園からも出られるので、本館を観た後に庭園を歩いて、二子玉川まで歩くのが私の定番コースです。

五島美術館 庭園

平安の書画 展

今年は、春から60周年記念の豪華な企画展が並んでいましたが、新型コロナウィルスの影響でいくつかが中止になってしまいました。 中でも秋の特別展は、五島美術館と愛知県の徳川美術館が所蔵する国宝『源氏物語絵巻』をすべて公開するというものでしたが、混雑を避けるためか残念ながら中止になってしまいました。 コロナ禍が終わったら、ぜひ開催していただきたいものです。

この「平安の書画」展は代替企画ですが、国宝の源氏物語が会期を通して公開され、佐竹本の三十六歌仙絵など重要文化財が17点も出展される、とても豪華な展覧会です。

五島美術館「平安の書画」チラシ

古い時代の名筆は数行ずつの断簡でも珍重され、所有者や伝来のゆかりの名をつけた「〇〇切」などの名前で、名家や蒐集家、博物館などに伝わっています。 中には、単独では文化財の指定を受けていませんが、元は一具だったものや断簡が国宝になっているものもあります。

書はそれほど・・という方も、平安時代は料紙に色とりどりの舶来紙や金銀箔を散らした装飾料紙を使っていたり、背景にやまと絵の下絵が描かれたものも多いので、そういった見方も面白いですよ。

五島美術館「平安の書画」チラシから

この展覧会で観られる国宝

尾張徳川家に伝来した国宝『源氏物語絵巻』と一具だったもので、現在は絵画と詞書とに分断されて額装になっています。 毎年、春の10日間ほど公開されますが、今回は期間を通して観られるようです。

展覧会 概要

期間:2020/11/3~11/29
休日:毎月曜(11/23は開館し、11/24が休館)
時間:10:00~17:00(入館は30分前まで)
料金:一般¥1,000、高大生¥700、中学生以下無料

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