四天王立像[興福寺南円堂/奈良]
四天王のこと 四天王は、仏教の守護神として、本尊や仏堂を守るように4隅に安置されることが多い。 特に、仏教が個人の利益のためでなく、国家鎮護を祈念した仏教伝来~平安時代頃の寺院には、四天王が置かれるこ […]
WANDER 国宝 国宝を観賞するための情報・リスト・カレンダー
四天王のこと 四天王は、仏教の守護神として、本尊や仏堂を守るように4隅に安置されることが多い。 特に、仏教が個人の利益のためでなく、国家鎮護を祈念した仏教伝来~平安時代頃の寺院には、四天王が置かれるこ […]
普濟寺のこと 東京都立川市にある「普濟寺(普済寺)」は、平安時代からこの地を支配した立川氏(立河氏)が、建長寺の僧「物外可什」を招いて開山とし、文和2年(1353年)に建立した。 立川氏の盛衰によって […]
戒壇堂のこと 戒壇とは、僧や在家信者が正式に仏弟子となるために「戒律」を授ける儀式を行う場所で、鑑真が来日すると大仏殿前の戒壇で、聖武上皇や光明皇后らに受戒をした。 翌年の天平勝宝7年(755年)には […]
興福寺 国宝特別公開2019 興福寺は、2019年に中金堂が再興されましたが、その東には国宝の『東金堂』と、西にはかつて西金堂が建っていたそうです。 その西金堂跡を挟むように、北円堂と南円堂が建ってい […]
2019年春、JR東海の「うましうるわし奈良」キャンペーンは、昨秋に落慶法要を迎えた興福寺の中金堂です。「中金堂」ってあまり聞きなれない名前ですが、お寺の本堂である「金堂」が複数あったために、中心にあ […]
浄瑠璃寺のこと 京都といっても奈良に近い県境の木津川にある「浄瑠璃寺」は、国宝の『九体阿弥陀』が有名で、九体阿弥陀が安置されている本堂や三重塔も国宝指定されている。『木造四天王立像』は九体阿弥陀と同じ […]
国宝『旧講堂木彫群4躯・二天王像2躯』 唐招提寺の創建時かそれに近い時期に制作された木造群で、元は国宝の『講堂』に安置されていたが、如来・菩薩像4躯は新宝蔵で公開されている。 全てカヤの一木造りで、唐 […]
国宝『宝相華蒔絵宝珠箱』 宝珠は、仏教で願いが意のままに叶うとする玉で、如意宝珠とも呼ばれ、虚空蔵菩薩や吉祥天が手に持ったり、方形造りの屋根や塔の上部にも置かれる。 仏舎利と同じように、塔や専用の入れ […]
善通寺のこと 香川県善通寺市にある善通寺は、四国八十八ヶ所(お遍路)の75番札所で、唐への留学から戻った空海が、父 佐伯善通の寄進した土地に寺を建立したもの。 大同2年(807年)~弘仁4年(813年 […]
国宝『四天王立像』 北円堂の本尊は運慶による弥勒仏で、室町時代に作られた脇侍と、同じく運慶作の無著世親菩薩が安置され、囲むように平安初期の四天王が安置される。 像高135~140cmほどの木心乾漆造り […]
立体曼陀羅のこと 東寺(正式名称:教王護国寺)講堂には、空海によって作られた「立体曼陀羅」と呼ばれる仏像群がある。 曼荼羅は仏の世界を表したもので、幾何学的な配置の図画で表されることが多いが、仏像で立 […]
国宝『二十八部衆立像』 像高150~170cmと頭身程度の大きさで、鎌倉時代に作られた、寄木造り・玉眼で彩色がされている。 姿はまちまちで、仁王や四天王など天部が多く含まれる。 特に「婆藪仙人」は、痩 […]
国宝『四天王立像』 唐招提寺は、奈良時代の759年に鑑真が創設した寺院で、律宗の総本山である。 金堂には9体の仏像が安置されるが、全て国宝に指定されている。 この『四天王立像』は須弥壇の4隅に安置され […]