白氏詩巻(藤原行成筆)[東京国立博物館]
白氏詩巻とは 「白氏」は中国・唐時代の詩人「白楽天(白居易)」で、白氏詩巻は白楽天の詩文集のこと。 白楽天は紫式部日記や枕草子にも登場し、当時の貴族の間で大変好まれていた。 国宝『白氏詩巻』 書写した […]
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白氏詩巻とは 「白氏」は中国・唐時代の詩人「白楽天(白居易)」で、白氏詩巻は白楽天の詩文集のこと。 白楽天は紫式部日記や枕草子にも登場し、当時の貴族の間で大変好まれていた。 国宝『白氏詩巻』 書写した […]
国宝『智証大師諡号勅書』 正式名称は『円珍贈法印大和尚位並智証大師諡号勅書』で、延暦寺の最高位で三井寺の再興にも尽くした僧侶「円珍」が亡くなった後に、僧侶の位「法印大和尚位」と、諡号「智証大師」を贈る […]
国宝『古林清茂墨蹟 送別偈』 古林清茂(くりんせいむ)は中国・元時代の禅僧で、竺仙梵僊や了庵清欲など多数の弟子がいる。 日本からの入元僧も多く参禅しており、この墨蹟は泰定2年(1325年)に別源円旨( […]
国宝『芦手絵和漢朗詠抄』藤原伊行筆 倭漢朗詠抄は、和漢朗詠集や和漢集などとも呼ばれ、平安中期の公家で歌人の藤原公任によって選ばれた朗詠(声に出して歌うように読むこと)のための歌集で、和歌と漢詩が収録さ […]
手鑑とは 「手鑑」とは、筆跡のお手本集のようなもので、厚紙をジャバラ仕立てにしたものに、古今の断簡や色紙や短冊などを貼りまぜたもの。 桃山時代以降に古筆の鑑賞が流行すると、公家・武家から庶民にまで親し […]
国宝『倭漢抄 下巻』 倭漢抄は、倭漢朗詠抄や和漢朗詠集などとも呼ばれ、平安中期の公家で歌人の藤原公任によって選ばれた、朗詠(声に出して歌うように読むこと)のための歌集。 筆者は不明だが、平安後期頃に書 […]
国宝『趙子昂書 与中峰明本尺贖』 趙子昂(趙孟頫とも)は、南宋の皇帝の末裔だったが、南宋が滅びると元の初代皇帝フビライに仕える。 役人を務める傍ら、書や画など文人としても評価が高く、特に書は王羲之流を […]
国宝『弘法大師筆尺牘』三通 「風信帖(ふうしんじょう)」の名で知られるが、正式名称は「弘法大師筆尺牘三通」として国宝に指定されている。 「尺牘」は漢文で書かれた書状のことで、空海から最澄に宛てて書かれ […]
国宝『金剛般若経開題』 金剛般若経開題残巻とは、経典の題目について解釈をしたものを「開題」といい、経典の「金剛般若経」についての開題で、それが部分的に残っているので「残巻」と呼ばれる。 平安初期の能筆 […]
国宝『久隔帖』 天台宗の祖である伝教大師最澄が、現在の神護寺(当時は高雄山寺)の弘法大師空海の元に送った自身の弟子「泰範」に宛てて書いた書状で「尺牘(せきとく)」は漢文の書状のこと。 書状が「久隔清音 […]
国宝『狸毛筆奉献表』 弘法大師空海の直筆による文書で、唐から戻った空海が、唐で得た作筆の技術で狸の毛を使って筆を作り、嵯峨天皇に献上した時の目録。 平安時代初期の能書家3人「三筆」は、嵯峨天皇・空海・ […]
国宝『大日経開題』 密教で重要視される「大日経」、大日経の解説書として「大日経疏」があるが、この「大日経開題」は、唐に留学中の空海が大日経疏から更に重要な部分を抜き書きしたもの。 紙の質やサイズが揃っ […]