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情報|東京国立博物館「出雲と大和」2020/1/15~2/26

情報-博物館・美術館

★新型コロナウイルス感染防止で、会期を3/8→2/26までに短縮

日本書紀成立1300年特別展「出雲と大和」

「日本書紀」は、養老4年(720年)に完成した日本最古の歴史書で、神話時代から奈良時代までの歴史が書かれています。 2020年は、成立から1300年の記念の年にあたり、国譲り神話を中心に、仏教を礎とした国家の成立までをテーマにした展覧会のようです。

東京国立博物館「出雲と大和」2020/1/15~3/8

この展覧会で観られる国宝

東京国立博物館「出雲と大和」2020/1/15~3/8

秋野鹿蒔絵手箱[出雲大社]

後期(2/11~3/8)に展示
出雲大社に奉納された神宝で、鎌倉時代に作られた手箱(身の回りの道具を収納する箱)です。 秋草の萩に群がる小鳥と鹿の親子が蒔絵で描きだされています。

銅鐸(加茂岩倉遺跡出土)

島根県の加茂岩倉遺跡から出土した39個の銅鐸のうち、30個が展示されます。 ウミガメなど、他の地域から出土した物には見られない模様のある銅鐸もあります。

銅剣・銅鐸・銅矛(荒神谷遺跡出土)

島根県の荒神谷遺跡から出土した青銅器類で、358口の銅剣や6個の銅鐸など1カ所から大量に出土しています。

七支刀[石上神宮]

石上神宮に伝来する鉄剣で、直刀(まっ直な刀)の左右に3本ずつの枝刀が出ています。 日本書紀に記載のある、百済王から神宮皇后へ献上された「七枝刀」だとする説があります。

広目天立像(四天王立像のうち)

唐招提寺の金堂に安置されている四天王像のうち「広目天立像」が出展されます。 西北の守護で、甲冑姿ですが手には経文と筆を持っています。 奈良時代に作られた大型の四天王像で、木造と乾漆を併用しています。

金銅鞍金具(藤ノ木古墳出土品

藤ノ木古墳は、奈良県にある法隆寺から徒歩5分ほどの円墳で、男性2名が埋葬された未盗掘の古墳でした。 誰の墓かは諸説ありますが、副葬品からかなりの有力者だと考えられています。 今回は、細かい装飾のある馬具が観られます。

延喜式(九條家本)

公家の九条家に伝わった、延喜式の最古の書写本で、前期は8・10巻、後期は9巻が出展されます。

日本書紀 神代巻

※前期のみ
全30巻で構成される日本書紀の中で、最初の2巻は神話の世界が書かれています。 天理大学付属図書館が所蔵する、現存する日本書紀神代巻で2番目に古い写本です。

播磨国風土記

※前期のみ
奈良時代に、律令制での国ごとに「〇〇風土記」が編纂されました。 その土地の気候や風土だけでなく、その地に伝承される神話なども記録されています。

展覧会 概要

★新型コロナウイルス感染防止で、会期を3/8→2/26までに短縮

期間:2020/1/15~2/26(前期:~2/9、後期:2/11~)
休日:毎月曜(2/24は開館し、2/25が休館)
時間:9:30~17:00(金・土は21:00まで)
料金:一般¥1,600、大学生¥1,200、高校生¥900、中学生以下無料
特集サイト:https://izumo-yamato2020.jp/index.html

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