情報|天野山金剛寺「国宝特別公開」2019/11/1~11/5

情報|天野山金剛寺「国宝特別公開」2019/11/1~11/5

天野山金剛寺のこと

大阪南部の河内長野市にある真言宗の寺院で、聖武天皇の命で行基が開いていて、空海も修行したと伝わります。 一時は荒廃したようですが、後白河法皇の庇護を受けて、伽藍が再興されたようです。 高野山から伝わった弘法大師像をまつる御影堂は、当時では珍しく女性でも参拝できたので「女人高野」と呼ばれていました。

その後も、織田信長や豊臣家の庇護を受けて大伽藍が整い、火災にもあわなかったので、多くの文化財や寺宝が現在に伝わっています。 その後、徳川幕府によって修繕を受けますが、それ以降は修繕されることなく、平成21年から約10年をかけて、平成の大修理がされました。

国宝特別公開

金剛寺には、1952年~1953年に指定された国宝『延喜式』『延喜式神名帳』『剣 無銘』がありますが、2017年には『大日如来坐像・不動・降三世明王坐像 』が、2018年には『日月四季山水図 』が国宝に指定されています。 春・秋の数日間だけ、国宝の三尊像と山水屏風が拝観出来ます。

天野山金剛寺「国宝特別公開」2019/11/1~11/5

期間:2019/11/1~11/5
時間:9:00~16:30
料金:各¥1,000、共通券¥1,500

公開される国宝

大日如来坐像・不動・降三世明王坐像

金銅の本尊の大日如来像と、その脇侍の不動明王・降三世明王像の三尊です。 修理の時に、不動明王の胎内から墨書が見つかり、仏師快慶の弟子の「行快」の作だと判明しました。 その後2017年には三尊で国宝に指定されています。 密教の「尊勝曼荼羅」を立体曼陀羅化したものだそうです。

国宝に指定された年に、降三世明王だけ奈良国立博物館で観ることができたのですが、かなり大型で迫力ある仏像でした。 中尊の大日如来は更に大きいようなので、三尊揃ったところをぜひ拝見したいと思っています。

日月四季山水図

2018年に国宝に指定された6曲1双の屏風で、潅頂の儀式で使用するものだということです。 右隻にはこんもり高い山と波頭を、左隻には遠景の雪山と手前には松林や滝のそそぐ海が描かれています。 作者などは不明で、描かれた時期も室町~桃山まで説が分かれるようです。

山と波の雰囲気が、俵屋宗達の松島図屏風を思い出させました。 もっと古い時代の密教寺院に伝わる山水図屏風もいくつか観ていますが、こちらはデザイン性が高いですよね。 縦が150cm弱とそれほど大型ではないようで、ぜひ肉眼で観てみたい作品です。

無料シャトルバス(11/2~4)

公共交通だと、河内長野から1時間に1~2本しかないバスで行くことになる金剛寺ですが、3連休は南海「三日市駅」から無料シャトルバスが運行されるようです。 こちらも1時間に1本ですが、アクセスが増えるのは嬉しいです。

三日市町駅東発:9:00、10:00、11:00、13:00、14:00、15:00
天野山金剛寺発:9:23、10:23、11:23、13:23、14:23、15:23、16:23

時間があわない場合は、三日市駅の隣「河内長野駅」から南海バスも出ています(有料)
河内長野駅4番乗り場から、「1」「4」「特4」乗車で「天野山」バス停下車
毎時35分ごろに「光明池」行きバスがあるようです。
週末の午前中は「サイクルセンター」行きが何本か運行されます。

南海バスの時刻表検索サイトでご確認ください。

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