桃鳩図 徽宗筆
国宝『桃鳩図』 風流が過ぎて北宋が滅びたという皇帝 「徽宗」の作だと言われている。 足利義満が所蔵を示す「天山」の印がある東山御物で、明治時代には井上馨が所持していた。 現在は個人蔵となっており、まれ […]
国宝『桃鳩図』 風流が過ぎて北宋が滅びたという皇帝 「徽宗」の作だと言われている。 足利義満が所蔵を示す「天山」の印がある東山御物で、明治時代には井上馨が所持していた。 現在は個人蔵となっており、まれ […]
禅機図断簡とは 元は1巻だった因陀羅筆の「禅機図断簡」は、同名の国宝指定が5件あり、都内の美術館博物館が1巻ずつ持っている。 中国の禅僧「因陀羅」の作で、同じく中国の禅僧「楚石梵琦」の賛(画の上部など […]
国宝『洛中洛外図屏風』 洛中洛外図とは戦国~江戸初期に流行し、洛中(=京都の街中)洛外(=京都の郊外)を鳥瞰的に描いたもの。 2018年現在で2点の国宝と5点の重要文化財がある。 当時の建造物や風俗 […]
国宝『狸毛筆奉献表』 三筆の1人に数えられる弘法大師空海の直筆による文書。 唐から戻った空海が、唐で得た作筆の技術で狸の毛を使って筆を作り、それを三筆のもう1人である嵯峨天皇に献上した時の目録のような […]
国宝『閻魔天像』 密教における閻魔天(焔摩天・閻摩天とも)は十二天に数えられるが、この像は修法「閻魔天供法」の本尊として作成されたもの。 閻魔天供は安産祈願や除災や延命などで修された。 一般的な「閻魔 […]
禅機図断簡とは 禅機図断簡は、元は1巻だったと思われるが断簡され、東京都の博物館が1巻ずつ所有している。 作者の「因陀羅」は中国の僧だが、現在中国には作品が残っておらず、因陀羅のことも詳細がわからない […]
無準師範のこと 無準師範(ぶじゅんしばん)は中国・南宋時代の禅僧で、日本からの留学僧である円爾をはじめ、日本の禅宗にも影響を及ぼした。 日本にも多くの書画がもたらされている。 国宝『山門疏(勧縁疏)』 […]
国宝『五重小塔』 五重“小”塔で、高さ5.5メートルほど、元興寺の宝物館である法輪館内で提示されている。 模型のようなもので人が入ることはできないが、内部まで実際の建造物のように作られており「建造物」 […]
国宝『合掌土偶』 青森県八戸市の「風張1遺跡」から出土した土偶で、体操座りで手を前で組み祈るようなポーズをしている。 同遺跡からは70点ほどの土偶が発見されているが、形が残っているのはこの合掌土偶のみ […]
国宝『虚空蔵菩薩立像』 虚空蔵菩薩は、虚空(=無限の空間、宇宙)のような知恵を持つとされ、密教では記憶力の修法「求聞持法」の本尊とされた。 知恵の御利益があると、虚空蔵菩薩への十三参り(数え年の13歳 […]
国宝『醍醐寺文書聖教』 醍醐寺に伝わる558函69,378点もの文書類で、時代は奈良から明治まで幅広い。 文書には醍醐寺だけでなく三宝院などの子院や篠村八幡宮に伝わるものも含まれる。 経典の書写のほか […]
国宝『仮面の女神』 長野県茅野市の中ッ原遺跡から出土した34cmの土偶で、逆三角形の仮面をかぶっているように見えることから「仮面の女神」の愛称で知られる。 正面から見ると顔が三角のように見えるが、サ […]
国宝『訶梨帝母像』 大型の掛軸で、出産の時などによく行われた修法「 訶梨帝母法 」の本尊とされたもの。 「訶梨帝母」とは鬼子母神のことだが、祈祷の本尊として使われるものは弁財天や吉祥天に近い姿で表され […]
醍醐寺のこと 醍醐寺は広大な土地で、笠取山を1時間ほど登った「上醍醐」と麓の「下醍醐」エリアに分かれており、空海の孫弟子「聖宝」が上醍醐に准胝観音と如意輪観音をまつった事に始まる。 国宝『薬師如来・両 […]