阿弥陀如来坐像(鎌倉の大仏)[高徳院/神奈川]
国宝『阿弥陀如来坐像(鎌倉の大仏)』 鎌倉長谷にある「高徳院(こうとくいん)」の本尊で、高さ11.3m、重さ121tの銅造で、慶派と中国宋風の特徴がみられる。 阿弥陀定印を結ぶことから、天台や真言など […]
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国宝『阿弥陀如来坐像(鎌倉の大仏)』 鎌倉長谷にある「高徳院(こうとくいん)」の本尊で、高さ11.3m、重さ121tの銅造で、慶派と中国宋風の特徴がみられる。 阿弥陀定印を結ぶことから、天台や真言など […]
国宝『臼杵磨崖仏(臼杵石仏)』 大分県臼杵市にある凝灰岩に彫られた石仏群で、制作はその様式から平安後期~鎌倉時代頃だと推測される。 制作された背景について、正確な記録は残っていないが、地元の伝承では真 […]
国宝『阿弥陀如来坐像』定朝作 平安時代を代表する仏師「定朝」の現存する唯一の作例で、天喜元年(1053年)に建立された『阿弥陀堂』とともに制作された。 池にかかるように東を向いて立つ阿弥陀堂(鳳凰堂は […]
浄瑠璃寺のこと 京都と奈良の県境「当尾(とうの)」と呼ばれるエリアで奈良にほど近く、聖武天皇の勅命で行基が開いたと伝わる、真言律宗の寺院。 本堂には平安時代に流行した九体阿弥陀をまつるので「九体寺」の […]
※2020/10/17追記2020/10/16に、建造物の国宝指定が発表になりました。今年の12月頃に「八坂神社 本殿」が国宝に指定される見込みです。 2020/3/19に、今年の新国宝が発表されまし […]
★新型コロナウィルス感染拡大防止のため、5/31まで休館 第58代光孝天皇1133回忌記念 日本の第58代天皇「光孝天皇」は、平安京に遷都をされた桓武天皇の曽孫にあたり、文芸に優れた方だったようです。 […]
仁和寺のこと 仁和寺は、光孝天皇が「西山御願寺」を発願し、崩御後に子の宇多天皇の治世である仁和4年(888年)に完成したので、元号から「仁和寺」となった。 譲位した宇多法皇が入山し、以降も皇族が住職を […]
平成31年新指定 国宝・重要文化財展 建造物以外の国宝・重要文化財は、例年3月上~中旬頃に文化庁から発表があり、一部を除き4月中旬からGWにかけて、東京国立博物館でお披露目されるのが恒例となっています […]
2019年3月18日文化庁から、3件の重要文化財が国宝に指定される見込みだと発表されました。 3件ですが、壁画が5面、仏像が1件あたり5体と6体なので、合計16点です。 昨年は5件の指定ですが、三十三 […]
国宝『山越阿弥陀図』 平安時代以降、臨終の際に念仏を唱えると阿弥陀如来が迎えに来るという「来迎」が流行し、来迎の様子を描く「来迎図」も盛んに製作された。 鎌倉時代以降に出現する「山越阿弥陀」も来迎図の […]
国宝『山越阿弥陀図』 平安時代の中~後期に、臨終の時に念仏を唱えると、阿弥陀如来が迎えに来るという「来迎」思想が流行し、来迎の様子を仏像や仏画が作られた。 山越阿弥陀は鎌倉時代以降に現れる来迎図の一様 […]
浄土寺のこと 兵庫県、明石市や加古川市の北に位置する小野市にある「浄土寺」は、かつて東大寺の荘園「大部荘(おおべのしょう)」があった。 平安末期に平家の焼き討ちにあった東大寺は、「重源上人(ちょうげん […]
国宝『阿弥陀聖衆来迎図』 平安後期~鎌倉時代に興隆する「浄土信仰」は、阿弥陀を念じると極楽浄土へ往生できるというもので、臨終の「お迎え」=来迎に関する図像が多く作られた。 この来迎図は、大きさの異なる […]
日野家と法界寺 藤原北家の「日野家」は、足利8代将軍義政の正室だった日野富子や、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人を輩出した家柄。 一族の領地だったこの土地に、薬師如来をまつっていたが、永承6年(1051年 […]