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情報|奈良うまし夏めぐり 2022年6月~9月

情報-寺社・ご開帳・イベント

奈良うまし夏めぐり

夏と冬の3ヶ月ずつに開催される体験型のプランで、僧侶や神職の方による案内や、非公開エリアの公開やご開帳、食事や体験がセットされたプランなど、料金はかかりますが旅が充実すること間違いなしのありがたいイベントです。 このサイトでは、国宝に関するプランだけ抜粋していますが、これ以外にも談山神社で装束を着ての蹴鞠体験や、千光寺での滝行と精進料理など、魅力的な企画が盛りだくさんです。 すべて事前のWEB予約や旅行代理店での申し込みが必要なので、詳しくは、公式サイトなど確認してください。

奈良県にある国宝の一覧を、こちらのページにまとめています。

奈良うまし夏めぐり 2022年チラシより

非公開エリアでの国宝鑑賞

石上神宮 国宝拝殿での朝拝と境内散策

6~9月の除外日以外(除外日:6/27~30、9/3~4)

時間:8:30~約1時間
料金:¥1,500

昨年までのプランは「修理現場の公開」だったのですが、修理が完了した美しい『拝殿』で神職の方と一緒に朝拝をするようです。 神職の方と一緒に境内散策もあるので、国宝『摂社出雲建雄神社 拝殿』のご案内もあるでしょうか。 こちらの境内には鶏がたくさんいますので、鶏の声で気持ちのいい朝が迎えられそうです。

石上神宮 国宝『拝殿』

長谷寺 本尊特別拝観

6~9月の土日祝(除外日あり)

時間:14:00~約40分
料金:¥2,000

この「本尊特別拝観」は、毎年春と秋に行われているので、このプランを利用しないと、というものではないですが、頻繁に来られない方がこの時期に旅行するならオススメしたいです。 国宝『本堂』の通常は入ることのできない半地下のような空間で、大きな十一面観音像の足元に触れることができて、源氏物語の玉鬘になった気分が味わえますよ。

6/27、7/5・24、8/19・29、9/6・27には、参道の「源氏物語」というお店の薬膳料理がセットになったプラン(¥12,000)もあるようです。

長谷寺 国宝『本堂』

長弓寺 内部非公開の本堂拝観と塔頭で精進料理

6/3~7/2の金土曜日(6/3・4・10・11・17・18・24・25、7/1・2)

時間:12:00~約2時間
料金:¥5,000

本堂を管理する塔頭3寺のうち「薬師院」での精進料理と、僧侶の方の案内で国宝『本堂』の内部拝観ができるようです。 このイベントの他は、あまり内部拝観の機会はなさそうです。

長弓寺 国宝『本堂』

金峯山寺 国宝蔵王堂で朝座勤行(朝のお勤め)

7/30・31、8/6・7・21、9/3

時間:6:20~約2時間
料金:大人¥4,000、中学生¥2,000、小学生¥1,500

役行者が開いた修験道の聖地「金峯山寺」で、国宝『蔵王堂』での朝座勤行(朝のお勤め)に参加できます。 護摩木に願い事を書いたり、一緒にお経を唱えたり、法螺貝を吹く体験もあるようで、お子様料金が良心的なのは夏休みの親子連れに持ってこいではないでしょうか。

春日大社 国宝本殿特別参拝

期間:通年(除外日あり)

時間:14:00~約1時間
料金:¥1,000

こちらは通年申し込める企画ですが、神職や職員の方が、国宝『本殿』や境内を案内して下さるとても充実したプランです。 何度か行ったことのある方でも、楽しめますよ。

春日大社 国宝『本殿』

案内付きの国宝鑑賞(奈良市)

興福寺 国宝館の早朝拝観

7/24・31、8/7・14・21

時間:8:20~約40分
料金:大人¥2,000、中高生¥1,800、小学生¥1,100

阿修羅くんや天燈鬼・龍燈鬼など、人気の仏像や寺宝がぎっしり展示されている興福寺の国宝館は、人気が高くて混雑している時は立ち止まらないように促されてしまいます。 そんな国宝館に、僧侶の方の案内付きでオープン前の静かな時間に入れるので、タイミング良く近くに泊まったらぜひ利用したいプランです。

興福寺 国宝館

新薬師寺 国宝本堂の早朝拝観と香薬師堂特別拝観

6/25・26、7/9・10、9/10・11

時間:7:30~約1時間
料金:¥1,500

奈良時代に作られた『本堂』、本尊『薬師如来坐像』、眷属『十二神将立像』が揃って国宝に指定されている新薬師寺で、通常拝観時間の前に僧侶の方と一緒に読経ができるというプランです。

その後は通常非公開の「香薬師堂」を案内していただけるようで、こちらには「景清地蔵」「おたま地蔵」という2躯の地蔵菩薩像が安置されています。 元々こちらのお堂に安置されていた「香薬師」は、東京の深大寺にある国宝『釈迦如来倚像』と同じ工房で作られたという説がありますが、盗難にあってしまい右手首の先しか発見されていません。

新薬師寺 国宝『本堂』

薬師寺 僧侶の案内で伽藍めぐりと写経体験

6/2・11・18、7/2・16、8/3・19・27、9/2・19・30

時間:13:00~約90分
料金:¥5,000

10年以上の修理が終わったばかりの国宝『東塔』や、本尊『薬師三尊像』の安置された金堂など、見所の多い大寺院です。 通常非公開の「慈恩殿」や、この時期は非公開の「食堂」などを、僧侶の方の案内で拝観できます。

薬師寺 国宝『東塔』

案内付きの国宝鑑賞(奈良市以外)

當麻寺中之坊 中之坊伝承の「當麻曼荼羅絵解き節」

6/18・26、7/2・18、8/6、9/3・11

時間:14:00~約90分
料金:¥3,000

當麻寺の塔頭「中之坊」のプランで、国宝『本堂(曼荼羅堂)』や『弥勒仏坐像(金堂内)』を僧侶の方の案内で拝観し、中之坊で當麻曼荼羅絵解き節を聴いた後はお抹茶も出るようです。 7~8月は奈良博で「中将姫と當麻曼荼羅」展があるので、絵解きを聴くと理解が深まりそうです。 展覧会期間中は、国宝『東塔』『西塔』の初層公開や、国宝『當麻曼荼羅厨子』の裏板曼荼羅の特別公開もありますよ。

當麻寺 国宝『本堂(曼荼羅堂)』

安倍文珠院 本堂の早朝貸切拝観と薬膳あずき粥

6/5・26、7/3・24、8/7、9/4・18

時間:8:00~約90分
料金:¥4,750

時間:11:30~約90分
料金:¥3,950

同じ日程で早朝と昼時のプランがあり、どちらも快慶作の国宝『騎獅文殊菩薩・脇侍像』が安置されている本堂で、参加者の名前を読み上げる特別勤行に参列し、参拝後にあずき粥の薬膳朝食・ランチを頂けます。 朝の方が¥800ほど高いのは貸切料でしょうか?食事が違うのでしょうか???

安倍文珠院

室生寺 僧侶の方との茶話会と門前での山菜料理

6/5・11・19・25、7/3・9・16・23・31、8/7・27、9/4・10

時間:12:00~約2時間
料金:¥8,000

門前の老舗旅館「橋本屋」で山菜料理のランチを頂き、食後に僧侶の方との茶話会というのがとても魅力的です。

一昨年にいくつかの仏像が寶物殿に遷られましたが、国宝『金堂』にはまだ国宝のご本尊がおられます。 このプランでは、金堂外陣の特別拝観も含まれるようで、僧侶の方のご案内で『五重塔』や『本堂(灌頂堂)』など国宝建造物を巡ることができるようです。

室生寺 国宝『五重塔』

信貴山朝護孫子寺 奥秘仏のご開帳と特別祈祷

8/10・11・12・19・20・21

時間:10:15~約80分
料金:¥5,500

毘沙門天をまつる朝護孫子寺は、寅年にだけご開帳される奥秘仏があり、今回のプランでは僧侶の方のご案内と特別祈祷が受けられるようです。 境内の霊宝館では、国宝の『信貴山縁起』の里帰り展示もあります。 毎年秋には3巻の内1巻が里帰りしますが、今年は寅年ということで4・8・11月に1巻ずつが里帰り展示され、8月の企画は霊宝館の拝観がセットになっています。 7/8~10には霊宝館の見学は無しで、奥秘仏の拝観と祈祷が¥5,000というプランがあるようです。

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