梵鐘(旧道澄寺梵鐘)[栄山寺(榮山寺)/奈良]
国宝『梵鐘』 京都深草の道澄寺(後述)のために作られた梵鐘で、応仁の乱頃に道澄寺から流出し、江戸時代には栄山寺に入っている。 銘文に延喜17年(917年)とあり、この年に鋳造されている。 菅原道真が選 […]
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国宝『梵鐘』 京都深草の道澄寺(後述)のために作られた梵鐘で、応仁の乱頃に道澄寺から流出し、江戸時代には栄山寺に入っている。 銘文に延喜17年(917年)とあり、この年に鋳造されている。 菅原道真が選 […]
国宝室とは 東京国立博物館本館の2階で、国宝が1点だけ展示される部屋です。 数週間~1ヶ月で展示替えがあり、東京国立博物館が所蔵、または寄託されている国宝から、年に14件が公開されます。 室の中央には […]
御即位記念 特別展「皇室の名宝」 昨年は、御代替わりで新元号「令和」になって、美術館博物館でも関連の展覧会が多く開かれました。 記念展覧会もいよいよラストでしょうか、長く都のあった京都で「皇室の名宝」 […]
国宝『秋萩帖』 様々な色の料紙を継いだ巻物に、前半は万葉仮名を草書で書く「草仮名」で48首の和歌が書かれ、後半には中国の書聖「王羲之」の書状を臨書(真似て書くこと)している。 伝承筆者は小野道風だが、 […]
国宝『古今和歌集 巻第十二残巻(本阿弥切本)』 古今和歌集の巻子本(巻物)で、本来は全20巻と序巻の21巻で構成されるが、10~12・14・16~18巻の7巻が現存する。 当初の姿をとどめる巻はなく、 […]
名品展 国宝「紅白梅図屏風」 熱海は、昔から避寒地として人気があった穏やかな気候の土地で、陽当たりのいい斜面に植えられた梅は、1月下旬から咲き始めます。 MOA美術館では、毎年この時期に尾形光琳の紅白 […]
手鑑とは 「手鑑」とは、筆跡のお手本集のようなもので、厚紙をジャバラ仕立てにしたものに、古今の断簡や色紙や短冊などを貼りまぜたもの。 桃山時代以降に古筆の鑑賞が流行すると、公家・武家から庶民にまで親し […]
顔真卿 王羲之を超えた名筆展(後期) 最近の東博は「前期」「後期」どころじゃなく、期間を8つくらいに分けて展示品をずらしたりするので、完全に全部観るには3回くらい行かないといけません。 さすがに難しい […]
顔真卿 王羲之を超えた名筆展 「書」の展示と聞くと愛好家の方しかわからないのでは?と思いますが、さすがの東博さん、通から素人まで楽しめる展示になっています。 漢字の成り立ちや、時代や書家ごとの展示、日 […]
顔真卿 王羲之を超えた名筆展 2019年最初の特別展は、「顔真卿 王羲之を超えた名筆」展で、お察しの通り中国の書の展示です。 書にあまり詳しくない人には「顔真卿」も「王羲之」も何のこっちゃ?ですが、好 […]
白氏詩巻とは 「白氏」は中国・唐時代の詩人「白楽天(白居易)」で、白氏詩巻は白楽天の詩文集のこと。 白楽天は紫式部日記や枕草子にも登場し、当時の貴族の間で大変好まれていた。 国宝『白氏詩巻』 書写した […]
国宝『智証大師諡号勅書』 正式名称は『円珍贈法印大和尚位並智証大師諡号勅書』で、延暦寺の最高位で三井寺の再興にも尽くした僧侶「円珍」が亡くなった後に、僧侶の位「法印大和尚位」と、諡号「智証大師」を贈る […]
藤原佐理のこと 藤原佐理(ふじわらのすけまさ)は、平安中期の公家で能書家として評価が高く、小野道風・藤原行成とで「三跡」とされる。 有職読みで「さり」と読まれることもあり、その筆跡は「佐蹟」と呼ばれる […]
手鑑とは 「手鑑」とは、筆跡のお手本集のようなもので、厚紙をジャバラ仕立てにしたものに、古今の断簡や色紙や短冊などを貼りまぜたもの。 桃山時代以降に古筆の鑑賞が流行すると、公家・武家から庶民にまで親し […]