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情報|奈良うまし冬めぐり 2022年12月~2023年3月

情報-寺社・ご開帳・イベント

奈良うまし冬めぐり

毎年恒例の・・・というよりも、観光のハイシーズン以外は開催されているお馴染みの観光キャンペーン「うまし奈良めぐり」、冬は12~3月の4か月間にわたって開催されます。 超レアな特別公開などは少なめですが、僧侶の方のご案内で拝観できたり、地域ならではの食事や体験とセットになっていたりと、観光にインパクトが出るのは間違いありません。 魅力的なプラン満載ですが、こちらのサイトでは国宝に関連するプランだけ抜粋しています。

すべてのプランが、事前のWEB予約や旅行代理店からの申し込みになっていますので、詳しくは、公式サイトなどを確認してください。

奈良県にある国宝の一覧を、こちらのページにまとめています。

非公開エリアでの国宝鑑賞

石上神宮 国宝拝殿での朝拝と境内散策

12~3月の除外日以外(年末年始ほか、除外日あり)

時間:10:00、13:00~約1時間
料金:¥1,500

天理市にある石上神宮は、現在は本殿が建てられていますが、元は禁足地と呼ばれる場所自体がに参拝されていたのだそうです。 参拝する場所である国宝の『拝殿』は、平安時代末に白河天皇が宮中の建物を奉納されたもので、拝殿内で参拝することができるようです。 境内には廃寺の内山永久寺の鎮守社の拝殿を移した国宝『摂社出雲建雄神社 拝殿』もあります。

石上神宮 国宝『拝殿』

長谷寺 本尊特別拝観

12~3月の土日祝(12/28~1/10を除く)

時間:14:00~約40分
料金:大人¥2,000、小学生¥1,500

この「本尊特別拝観」は、毎年春と秋にも行われていて、夏と冬のうまし奈良めぐりでも開催されるので、もはや通年では?という気もしますが。。。 ですが、特別拝観自体は国宝『本堂』の入ることができない半地下の内陣に入り、ご本尊の足元に触れるという素晴らしい体験ですので、時間が合う方にはぜひオススメしたいプランです。

長谷寺 国宝『本堂』

金峯山寺 修験僧侶(山伏)と一日ミニ修行

2/26(日)、3/4(土)

時間:10:30~約5時間
料金:¥5,500(精進料理付き)

今回のうまし冬めぐりで最長の体験時間のこのプランは、山伏と一緒に修行体験を行うというもので、料金は少し高めですが精進料理が付くので割安かもしれません。 諸堂を勤行してまわるようで、中心となる国宝『蔵王堂』でも何かの体験ができるのではないでしょうか。

春日大社 国宝本殿特別参拝

期間:通年(年末年始ほか除外日あり)

時間:14:00~約80分
料金:¥1,000

こちらは一年中申し込めると思いますが、神職や職員の方が、国宝『本殿』ほか境内を案内して下さいます。 個人参拝では気づかないポイントを説明して下さるので、参拝は何度目かの方もぜひお試し下さい。

春日大社 国宝『本殿』

元興寺 国宝『禅室』で座禅体験

1/14(土)、2/18(土)、3/4(土)

時間:10:00~約60分
料金:¥1,500

蘇我馬子が建立した飛鳥寺が、遷都によって平城京に移ってきたのが元興寺です。 開門時間なら上がって参拝できる国宝『本堂』と、その奥に通常は非公開の国宝『禅室』が続きます。 このプランではその禅室で座禅体験ができるようで、心得や作法も教えて下さるので初心者でも安心です。 境内にある「法輪館」には国宝『五重小塔』がありますので、忘れずにお立ち寄りください。

国宝『禅室』は、写真の国宝『本堂』の奥にあります

室生寺 僧侶の方との茶話会と門前での山菜料理

12/10(土)18(日)
1/14(土)22(日)
2/18(土)26(日)
3/4(土)5(日)

時間:12:00~約2時間
料金:¥8,000

ちょっと値段がお高めですが、写真家の土門拳が常宿にしていた橋本屋という門前旅館の山菜ランチが付いています。 国宝『金堂』では通常は入れない外陣からの特別拝観ができ、その後は国宝『五重塔』や『本堂(灌頂堂)』もめぐるようです。 以前は金堂に安置されていた『十一面観音立像』や奈良博に寄託されていた『釈迦如来坐像』など国宝仏が多数ある寶物殿は、別料金での自由参拝になるようです。

室生寺 国宝『五重塔』

案内付きの国宝鑑賞(奈良市)

興福寺 国宝館の早朝拝観

1/29(日)
2/12(日)19(日)
3/19(日)26(日)

時間:8:20~約40分
料金:大人¥2,000、中高生¥1,800、小学生¥1,100

阿修羅像が有名な国宝『八部衆』や『天燈鬼・龍燈鬼』『仏頭(旧山田寺)』など、圧倒的な国宝密度の興福寺の国宝館はいつも混雑しています。 このプランでは開館前の空いた時間に観られますので、人気の諸像とゆっくり向き合えると思います。 国宝館は説明のキャプションが無いので、僧侶の方の案内付きというのも魅力です。

興福寺 国宝館

新薬師寺 国宝本堂の早朝拝観と香薬師堂特別拝観

12/10(土)11(日)
1/21(土)22(日)

時間:7:30~約1時間
料金:¥1,500

建物と仏像が揃って国宝に指定される寺院は意外と少ないのですが、こちらは『本堂』と本尊の『薬師如来坐像』、眷属の『十二神将立像』が揃って国宝に指定されています。 一般参拝前の静かな時間に僧侶の方と一緒に読経ができるプランです。 深大寺にある国宝『釈迦如来倚像』と同じ工房で作られ、盗難によって現在は手首から先しかない「香薬師」がまつられている、通常非公開の「香薬師堂」も参拝できます。

新薬師寺 国宝『本堂』

薬師寺 僧侶の案内で夜間拝観

12/10(土)23(金)
1/20(金)28(土)
2/11(土祝)24(金)
3/10(金)20(月)

時間:17:30~約60分
料金:¥4,000

薬師寺の今回のプランはこれまでと異なり、僧侶の方の案内で夜間拝観をするというものです。 本尊『薬師三尊像』の安置された金堂と西塔の内部にも入れるようですし、ライトアップされた境内には修復が終わって美しくよみがえった国宝『東塔』もあります。 奈良は夜の時間が余りがちですので、時間を有効に使えるのはとても魅力的です。

薬師寺 国宝『東塔』

唐招提寺 僧侶の案内で特別拝観

12/10(土)11(日)
1/21(土)22日
2/11(土祝)12(日)
3/11(土)12(日)

時間:10:00、14:00~約60分
料金:大人¥2,500、高校生以下¥1,000

金堂』『講堂』がそろって国宝で、更にその中に多数の国宝仏が安置されている唐招提寺を僧侶のご案内で参拝できます。 通常非公開の「礼堂」の特別拝観も含まれます。 

1/22修正:こちらでは年に3日だけ、普段は国宝『鼓楼』に安置されている国宝『金亀舎利塔』に入った舎利が公開されます。

国宝『唐招提寺 金銅』
国宝『唐招提寺 講堂』

案内付きの国宝鑑賞(奈良市以外)

法隆寺 僧侶の案内で世界遺産を2時間拝観

1/29(日)
2/12(日)19(日)26(日)

時間:10:00~約2時間
料金:大人¥2,300、小学生¥1,300

世界最古の木造建築で有名な聖徳太子ゆかりの法隆寺は、広大な敷地に多数の国宝建築や仏像があり、僧侶の方がたっぷり2時間かけて案内して下さるようです。 国宝『金堂』や『大講堂』『五重塔』『廻廊』などがある西院から、『夢殿』のある東院までは距離がありますが、その途中でも楽しいお話が聞けそうですね。 東西の伽藍だけでなく、『玉虫厨子』や『百済観音』など多くの国宝仏像や工芸品が公開されている大宝蔵院も案内していただけるようです。 大宝蔵院の前に建っている『食堂』や『綱封蔵』も国宝建築ですので、お見逃しなく。

国宝『法隆寺 金堂』
国宝『法隆寺 夢殿』

當麻寺中之坊 奥院「綴織當麻曼荼羅絵解き」と伽藍めぐり

1/8(日)28(土)
2/11(土祝)12(日)

時間:13:40~約100分(1/28のみ10:00~)
料金:大人¥2,000、小学生¥1,000

今回の當麻寺のプランは、中心伽藍から奥に建つ浄土宗の子院「奥院」のもので、国宝『綴織当麻曼荼羅図』の写しを使って絵解き説法を聞くことができます。 その後は国宝『本堂(曼荼羅堂)』や『弥勒仏坐像』の安置された金堂など、境内を案内していただけるようです。

當麻寺 国宝『本堂(曼荼羅堂)』

安倍文珠院 本堂の特別参拝と薬膳あずき粥

12/18(日)、2/19(日)、3/12(日)

◎早朝貸切拝観とあずき粥
時間:8:00~約90分
料金:中学生以上¥4,750、小学生¥4,550

◎特別参拝とあずき粥ランチ
時間:11:30~約90分
料金:中学生以上¥3,950、小学生¥3,750

同じ日程で早朝と昼のプランがあり、どちらも快慶作の国宝『騎獅文殊菩薩・脇侍像』が安置されている本堂でお勤めをして頂けます。 薬膳あずき粥の後は、大和抹茶とお菓子も頂けるようです。

安倍文珠院

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